■市長戦略重点施策 学校教育環境への投資
登校した後の教室以外の居場所としてスペシャルサポートルームを設置し、令和6年7月から専属支援員を一部配置しています。
熱中症警戒アラートが多発しているため、特別教室にもエアコンを計画的に設置していきます。
【学校】児童・生徒
○市講師の配置
教科指導担当を配置し「充実した学び」が得られる授業を実施
○特別支援教育ソフトの導入
個に応じた支援や合理的配慮の充実
○市支援員の配置
一人一人に丁寧な支援をし、子どもたちが安心して過ごせる環境をつくる
○スペシャルサポートルーム(SSR)の設置
教室以外の居場所として、学習サポートや心のケアなどを実施
■市長戦略重点施策 子育て世帯の保護者負担の削減
子育て家庭の相談を受ける「子ども家庭総合支援拠点」と妊産婦や乳幼児の相談を受ける「子育て世代包括支援センター」を統合し、福祉保健会館内にこども家庭センターを設置しました。こども家庭センターの愛称は「すこっぷ」です。妊産婦、子育て家庭、子どもを対象に切れ目のない相談・支援を行います。
■市長戦略重点施策 観光戦略の策定
交流人口の拡大や観光産業の活性化に向け、裾野市観光戦略を策定しました。
令和12年度に観光交流客数300万人を達成するため、重点的に取り組む戦略として四つのエリア戦略、二つのテーマ戦略、三つの基盤強化を掲げました。
『知る人ぞ知る 日本の理想郷実はここ「裾野市」なんです。』をキャッチコピーに、観光戦略に掲げる事業を実施していきます。
■市長戦略重点施策 裾野駅の周辺整備
市の玄関口である、裾野駅西口の整備を行っています。裾野駅西土地区画整理事業を進めながら、豊かな自然と魅力的な環境を備えた市民の交流拠点を創造していきます。
令和7年度中に事業者の公募を行うなど、裾野駅西口の賑わい拠点の整備を進めていきます。
■市長戦略重点施策 コストの徹底的な見直し
市は、令和3年2月に財政非常事態宣言を宣言しました。現在、市では財政非常事態宣言の解除に向け、中長期的な視点で財政運営を考え、将来における財政の見通しと公共施設の整備や更新の見通し、そして今後の行財政運営に関する方針の策定に取り組んでいます。
持続可能な行財政運営の考え方と中長期的な財政健全化を示すことで、財政非常事態宣言の解除が早期にできると考え、市役所職員一同解除に向けて取り組んでいます。
・15年間の公共施設・インフラ資産整備更新スケジュール
・15年間の財政調整基金及び実質公債費比率推移
・宣言解除後の新たな財政方針
■新年の市長挨拶 人と企業に選ばれる裾野市を目指して
市役所組織の方向性を明確化するための経営戦略として「市長戦略」を策定し、「人と企業に選ばれるまち」をビジョンに、「日本一市民目線の市役所」をミッションに掲げ、市役所一丸となり取り組んでまいりました。加えて昨年より新たに「戦略から実動へ」を掲げ、その戦略が実現化しつつあります。
企業誘致については、令和4年に企業誘致を専門とする「渉外課」を設置し、「裾野市企業立地方針」を策定いたしました。昨年までに、多数の企業に裾野市を選んでいただき、新工場が稼働、商業施設が開店するなど、市民の雇用機会の創出、地域経済の活性化に繋がっています。
道の駅については、基本構想を策定いたしました。今後、ワークショップも開催しながら、候補地、導入施設、整備手法について検討を進めてまいります。「どこにでもある道の駅」ではなく、「わざわざ行きたくなるような仕掛けづくり」を行い、市民の皆さんにとっても「普段使いできる」ような、「“ヒト・モノ・コト”の好循環を生み出す」拠点としたいと考えます。
公園事業については、裾野駅の西側に、駅西公園を令和7年の春にオープンいたします。また、せせらぎ児童公園は市立水泳場跡地と一体利用し、芝生広場として令和7年の夏にオープン予定です。
最後に、「財政非常事態宣言」についてです。短期的な危機は乗り切ることはできていることを踏まえ、中長期的な財政見通しをお示しすることで、令和7年3月までの解除を目指します。
本年も「人と企業に選ばれる裾野市」の実現に向けて、数多くの新たな施策を実施します。そのためにも、「日本一市民目線の市役所」を目指した改革を断行し、これからの裾野市の発展のため、より一層、邁進してまいります。
問合せ:戦略推進課
【電話】995-1804
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