消費生活センターでは、悪質商法による被害や商品・契約などのトラブルといった消費生活に関する相談を専門の相談員が受け付け、問題解決のためのアドバイスや情報提供を行っています。また、トラブルを未然に防ぐため、講演会や出前講座なども開催しています。詳しくは、HPをご覧ください。
■令和4年度の消費生活相談の傾向
令和4年度に消費生活センターに寄せられた相談件数は、4,519件で、令和3年度と比べ、355件(8.5%)増加しました。平成29年度の5,475件をピークに4年連続で減少傾向となっていましたが、5年ぶりに増加へ転じました。また、相談者は65歳以上が最も多く、全体の3割以上を占めています。
■多く寄せられた相談内容
▽インターネット通販における「定期購入」トラブル
化粧品や健康食品を、「初回無料」などとうたった広告を見てお試しで買ってみたら、複数回の購入が条件だったというトラブルが増えています。
トラブルを避けるため、購入前に「購入回数と支払い総額」、「解約の可否やその条件」などを必ず確認するようにしましょう。
▽SNSの「副業サイトへの登録」に関するトラブル
SNSの副業サイトに登録したところ、後日、電話で高額なサポートプランを勧められ、消費者金融での借り入れを促されるトラブルが若者を中心に増えています。簡単に稼げる・もうかるようなうまい話はありません。高額な契約をしてしまった場合や、怪しいと思ったら市消費生活センターへ相談してください。
困ったときは一人で悩まずに「消費生活センター」に相談してください!
・市消費生活センター(相談専用)【電話】221-1056(平日9:00~16:00)
・全国共通消費者ホットライン【電話】188(泣き寝入りは“い・や・や”)
問合せ:生活安全安心課消費生活センター
【電話】221-1054
■金融機関の金融犯罪対策にご協力ください
金融機関では、金融犯罪対策のため、取引者の情報(氏名・住所・生年月日・仕事・取引目的など)を定期的に確認しています。
取引のある金融機関から、「お客様情報確認」や「お取引目的確認」などと書かれた手紙やハガキが届いていませんか?
犯罪組織やテロ組織は、架空口座や他人名義の口座を利用しているため、皆さんの協力が、金融犯罪の被害を防ぎ、口座を守ることにもつながります。
この調査で暗証番号、インターネットバンキングのID・パスワードを聞くことは絶対にありません。このような場合は、特殊詐欺を疑いましょう。
ご不明な点は取引先金融機関か下記までお問い合わせください。
問合せ:
静岡県銀行協会【電話】252-0148
静岡県信用金庫協会【電話】255-5530
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