9月補正予算の概要

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市議会9月定例会が9月13日から10月11日までの会期で開かれ、補正予算などが審議・可決されました。
今回の補正予算は、「子育て・教育環境の充実」「地域経済の活性化」「安全・安心の確保」の3つの柱のもと予算を編成しました。

■子育て・教育環境の充実
市立中学校の特別教室への空調整備を進めるため、設計を実施し、学習環境の改善を図ります(債務負担行為1億3,400万円)。
また、学校給食で提供する規格外農産物等を活用した加工品を開発し、規格外農産物等を有効活用するとともに、学校給食を通じた食育を推進します(330万円)。

■地域経済の活性化
企業立地用地の確保に向けた開発可能性調査を行い、その情報を公開することで、企業立地を促進する(1,000万円)ほか、茶業者の海外における営業活動を支援し、静岡市産茶の海外販路の拡大を図ります(500万円)。
また、静岡都心地区における都市デザイン指針や青葉通り周辺エリア等における基本計画を策定することで、統一した都市デザインに基づく公民共創のまちづくりを促進する(債務負担行為5,500万円)ほか、静岡都心地区における再開発の事業手法を整理検討し、再開発事業等を促進します(1,850万円)。

■安全・安心の確保
令和8年度からの新機体運用開始に向け、消防ヘリコプターの機体を更新し、航空消防活動の維持や災害対応能力の強化を図ります(債務負担行為30億円)。
また、3次元点群データや衛星画像を用いて、造林未済地等の裸地を把握するための調査を行い、森林所有者等への造林指導等につなげ、適正な森林の管理を図ります(1,800万円)。
このほか、6月の台風2号で被災した道路・林道の復旧(9億6,650万円)などを行います。

この結果、一般会計補正予算の規模は41億1,486万円の増額で、本年度の予算額の累計は、一般会計が3,618億8,514万円、特別会計と企業会計を合わせた総額では、6,860億9,634万円となりました(金額は万円未満切捨て)。

問合せ：財政課
【電話】221-1026