きらっと人

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■武田(たけだ)あずみさん
静岡市美術館ワークショップ指導員
銅版画家
※関連記事を本紙表紙に掲載

■静岡市美術館でワークショップを楽しもう
静岡市美術館で、ワークショップ指導員をしている、武田さんにお話を伺いました。

―美術館では、どのような活動をされていますか。
美術館で行われるさまざまなワークショップの準備や試作品づくり、参加者の皆さんのお手伝いなどをしています。
今回は、高畑勲展にあわせて2～3月に実施される、しずびオープンアトリエ「セルアニメーションに挑戦!」のセル画3種類と背景画を描かせていただきました。学芸員さんとの試行錯誤を経て、セルアニメーションの基本を踏まえつつ、自由に描き足しても遊べる内容になったのではと思います。

―ワークショップ指導員になったきっかけを教えてください。
私は高校の美術講師をしながら銅版画家としても活動しています。学校での指導経験やものづくりを続けてきた経験が活(い)かせるのではと思ったのがきっかけです。

―大切にしていることや、やりがいを教えてください。
参加者の皆さんが集中して制作できるよう、試作で作業工程を吟味し、当日のお声掛けに活かしています。
作品を通して、その人ならではの工夫を見られるのが楽しみの一つです。

―最後に市民の皆さんへ一言お願いします。
しずびオープンアトリエをはじめとした静岡市美術館のワークショップは、参加者の皆さんも私たち指導員も一緒になって作品の完成を喜べるような場所です。また、ワークショップに参加した後に観る展覧会はいっそう面白いと思います。ぜひ、遊びに来てください!