市は、社会情勢に応じた行財政運営の実現に向け、「行財政改革推進大綱」に目指す行財政運営の姿を定めて、取組を進めています。
これまでの行財政改革では、事業の見直しやコスト削減など「量」に着目した取組を進め、生み出された効果額は市の事業を推進するための財源として活用してきました。
今後は、「第4次行財政改革推進大綱」において、引き続き「量」に着目した取組を進めるとともに、ITの活用により多様化する市民ニーズにあったサービスを提供するなど、「質」にも着目して取り組んでいきます。
■第3次行財政改革後期実施計画による効果額は?
主に、課税すべき対象を的確に把握し、税収の確保に取り組んだほか、市税等の債権管理を着実に実施したことで税収の増加につなげました。また、事務事業の見直しにより、経費の削減にも努めました。
令和元年~4年度の効果額:約218.7億円
・収入増額 約103.5億円
・削減額 約54.5億円
・将来負担の軽減 約60.7億円
皆さんに身近な取組:
・防犯灯のLED化による維持費削減…約1.6億円減
・無償で土地を借りて進める公園整備…約5.3億円減
■第4次行財政改革が目指すもの
市役所が変化に迅速かつしなやかに対応できる頼もしい組織となり、市民、企業等との連携により新たな価値を創造する、行財政運営を推進します。
▽4つの基本方針
(1)人とつながる
(2)仕事の仕組みを変える
(3)人や組織が変わる
(4)財政基盤を堅持する
▽これからどんなことに取り組むの?
・デジタル化の推進…行政手続のオンライン化や窓口等におけるキャッシュレス決済を本格導入していきます。
・民間企業との連携…民間企業のノウハウを活用した道路照明灯のLED化など、企業等とのさらなる連携を進めていきます。
問合せ:総務課
【電話】221-1754
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