大人が対策を立てることで、子どもを事故から守れるよ
■子どもに多い製品事故に注意!
小学校入学前までの子どもには、予期せぬ製品事故が起こるおそれがあります。周りの大人たちが安全な製品を選び、正しく利用することで、事故を未然に防ぐことができます。子どもを事故から守るため、正しい知識を身につけましょう。
▼誤飲
▽0~3歳くらい…医薬品、洗剤、化粧品など
医薬品や洗剤などの誤飲は、重大な症状を引き起こすおそれがあります。医薬品、食品と見た目が似ている洗剤や化粧品などは、子どもの目に触れない場所や、手の届かない場所に保管しましょう。
▽0~5歳くらい…ボタン電池、吸水ボールなど
ボタン電池を誤飲して、食道に詰まったり胃の中にとどまったりすると重症事故につながります。ボタン電池を利用している器具は、電池が取り出せないようカバーを固定しましょう。また、樹脂製の吸水ボールは、誤飲することで腸閉塞(ちょうへいそく)などを起こすことがあるため、子どもの手の届かない場所に保管しましょう。
▼やけど
▽0~2歳くらい…電気ケトル、ポットなど
電気ケトルなどにつかまり立ちをしたり、コードを引っ張ったりして倒してしまい、やけどをすることがあります。倒れても中身がこぼれない製品を選び、コードも含め子どもの手の届かない場所に置きましょう。
炊飯器の蒸気も危険です!キッチンのレイアウトを見直しましょう。
▽2~6歳くらい…花火やライター
花火をする際は、周りに燃えやすいものがない、広くて安全な場所で行い、子どもだけで遊ばせないようにしましょう。
使い捨てライターによる火災事故防止のため、子どもが操作できないような幼児対策(チャイルドレジスタンス)機能が施された、PSCマーク※付きのライターを使用し、子どもの手の届かない場所に保管しましょう。
※PSCマーク…Product Safety of Consumer Products(消費生活用製品の安全)の略
出典:「子どもを事故から守る!事故防止ハンドブック」(こども家庭庁HP)(参照令和5年5月8日)
問合せ:
生活安全安心課消費生活センター【電話】221-1054
相談専用【電話】221-1056(平日9:00~16:00)
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