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自治体の皆さまへ

しずおか推しvol.40

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静岡県静岡市 クリエイティブ・コモンズ

■「まちは劇場」の推進
「まちは劇場」とは、静岡市に根付いた大道芸や演劇、音楽などの芸術文化等が持つ創造性を活かし、「誰もが自分らしく活躍できるまちづくり」を進めるものです。市では、市民の皆さんが日常的に芸術文化等に触れ、参加していただくことを目指し、誰もが気軽に楽しむことができる「仕掛けづくり」に取り組んでいます。
例えば、街角や公園で音楽や大道芸が繰り広げられる「まち劇スポット」、駅や商店街に置かれたピアノを気軽に楽しめる「ストリートピアノ」、公園や街角を舞台に演劇・ダンスを行う「ストレンジシード」、誰でも参加できる「舞台公演」などです。
この「ON(オン)STAGE(ステージ)SHIZUOKA(シズオカ)」は、「あなたにとってのステージはたくさんある」という意味です。道路や公園などの公共空間も、見方を変えればステージ(舞台)に早変わり。そして、年齢、性別、障がいの有無に関わらず誰もが活躍できるステージ(場面)がそこにある。そういった思いが込められているのです。
誰もが自分らしく活躍できる静岡市の実現に向けて、今後も「まちは劇場」を進めていきます。

■「推し」自らが楽しむことで、「まち」づくり
まちは劇場推進課の久保田沙樹(くぼたさき)です。
私は、国際文化交流・発信事業を担当しています。5月に韓国・釜山市の文化交流事業に参加しました。様々な国の人々がイベントを楽しむ様子から、フェスティバルやパフォーマンスなどの芸術文化が持つ力は、言葉の壁を超えるということを改めて実感しました。この経験を、人が主役のまちづくりを掲げる「まちは劇場」の取り組みに活かしています。
プライベートな話になりますが、11月に清水駅前銀座商店街で開催される「富士山コスプレ世界大会」は、入庁する前から毎年コスプレイヤーとして参加してきました。市内外からの参加者や観客の皆さんと一緒に楽しむことで、「まち」が劇場となる瞬間を実感しました。そうした経緯から、この課に配属された時、参加者としての視点が活かせると思い、とても嬉(うれ)しかったです。昨年、当イベントは3年ぶりに開催され、清水駅周辺は若者や親子連れを中心に活気に溢(あふ)れました。ちなみに、清水駅前銀座商店街ではコスプレをしたままストリートピアノを弾くこともできますよ。
静岡市を誰もが楽しめる「まち」にできるよう公私ともども取り組んでいきますので、今後も「まちは劇場」をよろしくお願いいたします!

問合せ:まちは劇場推進課
【電話】221-1229

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