大正12年7月23日に完成した安倍川橋は、時代に合わせて工夫を重ね、今も大切に使われています。橋をよく見ると、たくさんの歴史が刻まれていることがわかります。
安倍川橋は、来たる自動車社会を見据えた最初期の大規模橋梁(きょうりょう)で、この7月で建設から100年を迎えました。この間、市街地の拡大や自動車交通の増加に対応するため、歩道の設置や一部架け替えなどの工夫を重ねることで、本市の発展を支えてきました。そして今も現役で幹線道路としての役割を担っています。
さらに、三角形を組み合わせたトラス構造が作るデザイン性の美しさはもちろんのこと、イギリス製鋼材で作られた時代背景や東海道の歴史的な資源など魅力がたくさんあります。
建設100周年記念事業を通じて、多くの人がこの魅力に触れることで、安倍川橋がこれからも地域の誇りとして、後世に受け継がれていくことを願っています。
静岡市長 難波喬司
■地域の小学生も100周年をお祝いしてくれました
・竹灯籠を製作しました!
8/6日までライトアップ中
点灯時間:19:00~23:00
・安倍川橋散策マップを製作しました!
建設100周年記念事業について詳しくは、HPをご覧ください。
安倍川橋散策マップのダウンロードもできます。
▽パネル展 安倍川橋のいまむかし
安倍川橋の当時の設計図などの歴史的な資料、まちの変化に合わせた安倍川橋の工夫などを紹介します。
とき:9/2(土)~24(日)、9:00~18:00
ところ:静岡市歴史博物館(葵区追手町)
※当日、直接会場へ(無料)
問合せ:道路計画課
【電話】221-1239
HP検索:安倍川橋100
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