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自治体の皆さまへ

あなたや大切な方を守るために 知ってほしいがんのこと

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静岡県静岡市 クリエイティブ・コモンズ

最近は学校で「がん教育」が行われていますが、学校で学ぶ機会がなかった大人の皆さんにも興味を持って学んでほしいと思います。正しい知識を得ることで、あなた自身と大切な人を守ることができるのです。

■あなたはいくつご存じですか?
・2人に1人が一生のうちにがんにかかると推計されている
・子宮頸(けい)がんのように若い世代に増えているがんがある
・5つの健康習慣(禁煙、節酒、食事、運動、適正体重)により、がんになるリスクが約4割減る
・特定のウイルスや菌の感染が、がんの原因になる場合がある(ヒトパピローマウイルスによる子宮頸がんなど)
・早期発見・治療により約9割の人が5年後も生存できる
・がんと診断された人の約8割の人が就業を続けている
・診断された時から、心身のつらさを和らげる「緩和ケア」が受けられる

▽子宮頸がん年齢階級別罹患率(診断年2019年)

※出典「平成31年全国がん登録罹患数・率報告」(厚生労働省)
【URL】https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000942181.pdfを加工して作成

希望する医療やケアを前もって考え、医師や家族などと繰り返し話し合い、共有すること(ACP)が大切です。自宅や介護施設で最期を迎える人も増えています。
治療や医療費のこと、仕事との両立など詳しくは、無料の相談窓口(がん相談支援センターなど)等へご相談ください。
相談窓口や支援制度をまとめた「しずおかしがんガイドブック」は保健衛生医療課、一部病院で配付しています。

■がん患者を支援します
市ではがん患者の身体的・精神的な負担などを和らげるために、さまざまな助成を行っています。申請期限は、原則として年度内です。
※限度額を超えた分は自己負担になります。詳しくは、HPをご覧ください。

▽生殖機能温存療法治療費の補助

※「静岡県小児・AYA世代のがん患者等の妊孕(にんよう)性温存療法支援事業実施要綱」に基づく補助金の交付対象者は、県要綱に基づく補助金の額を減じた額が限度額

▽ウィッグ・乳房補整具の購入費用助成

※他の補助金等を受ける場合(健康保険適用含む)は対象外

▽若年がん患者の在宅療養生活支援

問合せ:保健衛生医療課(静岡庁舎14階)
【電話】221-1549

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