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絶景・グルメ・観光 海じまん山じまん(2)

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静岡県静岡市 クリエイティブ・コモンズ

■グルメ
おなじみの味から新しい味まで、グルメおいしい“しずおかの食”を紹介します。

▼海じまん 注目!冷凍マグロの水揚げ量日本一の清水港
私は、遠洋マグロ漁船を運航・操業するための事務の仕事をしています。
10~11月はアイルランド沖合でクロマグロ、その他の時期は中部大西洋や南米ペルー・チリ沖でメバチマグロやキハダマグロ、トンボマグロやメカジキなどを獲っています。清水に入ってくるものの多くはメバチマグロ。脂の量がほどよく、値段も手頃なのが魅力です。釣り上げてからすぐに処理され、マイナス60℃で急速冷凍されるので鮮度が保たれ、おいしさを損なうことなく運ばれてきます。
こうして、世界中の旬のマグロが冷凍された状態で清水港に多く入ってくることはもちろんなんですが、清水に缶詰などの加工文化が根付いていたことも、冷凍マグロの水揚げ量日本一になった理由です。皆さんも、赤身や中トロだけでなく、地元でしか食べられないカマトロやほほ肉、卵などの希少部位もどんどん味わってみてください。そして、清水港が「日本一」であることを誇りに思ってもらえるとうれしいです。
海王丸漁業株式会社 中村誠一朗(なかむらせいいちろう)さん

▽桜えび/清水区由比・蒲原地区 鮨処やましち 山崎伴子(やまざきともこ)さん
日本では、駿河湾だけで水揚げされる「駿河湾の宝石・桜えび」。漁のシーズンには新鮮でおいしい桜えびを求め、全国から多くの人が由比・蒲原を訪れます。
桜えびといえば、かき揚げや生のままで食べることが多いかもしれませんが、「桜えびの沖あがり」もおすすめです。桜えびを豆腐やネギと一緒にすき焼き風の味付けで煮込んだ料理で、文化庁100年フードにも認定されているんですよ!
桜えびと一緒に網にかかる「せんはだか」と呼ばれる深海魚がいます。桜えびを食べて育っているため桜えびとの相性も良く、一緒に食べると格別です。
漁師さんと地域の人たちが一緒にSDGs「海の豊かさを守ろう」と“桜えびの資源保護”に理解と協力をし、桜えびが末永くおいしく食べ続けられるよう努めています。地元で食べる桜えびは格別です!ぜひ、由比・蒲原にお越しください。

▽しらす/駿河区用宗地区 清水漁業協同組合用宗支所 増田新(ますだあらた)さん
用宗魚市場で用宗のメインとなる、しらす漁の水揚げ作業をしています。
用宗のしらすは、陸揚げしてすぐセリ(入札)売りするので、鮮度が抜群なのが自慢です。生しらす販売は、早ければ水揚げされてから、店頭で販売するのに1時間かからない時もあるんですよ。
実は用宗を境に、しらす操業の漁法が違います。西地区(用宗・大井川・吉田)は、2隻で網を引く2そう引き網漁法、東地区(清水・由比)は1隻で網を引く1そう引き網漁法で行っているんですよ。
皆さんも鮮度の良い用宗産のしらすをぜひ味わってみてください。

▼山じまん
▽ワサビ/清水区両河内地区 ワサビ農家 竹澤伴和(たけざわともかず)さん
両河内地区では興津川の支流、石沢川の渓流などでワサビの生産が行われています。清らかで冷たい水がおいしいワサビを育んでくれます。
ワサビは皆さんがイメージする「根」の部分をすりおろして食べるだけでなく、花や茎も湯がいて食べることができ、まさに捨てるところがありません。花や茎は産地で販売していることもあります。
両河内地区のワサビ田は2022年の台風で大きな被害を受けましたが、復旧に向けて頑張っています。ぜひ、清流で育ったおいしいワサビをご賞味ください。

▽お茶/葵区大河内地区 お茶農家 小澤晃(おざわあきら)さん
令和5年度の第77回全国茶品評会で農林水産大臣賞を受賞しました。
大河内地区のお茶はすーっと通るさわやかな香りと、旨味(うまみ)と渋味が調和されているのが特徴です。大河内は本山茶の代表的な産地なんですよ。
私は環境にやさしい農業を心がけていて、できるだけ農薬を使用しないようにしています。将来的には、無農薬でお茶を栽培できるようにしたいと考えています。
お茶にはさまざまな健康効果があり、お茶を飲んでほっと一息入れれば、心も体も元気になります。ぜひ皆さんも、一日一回急須でお茶を淹(い)れて、心と体を癒す時間を作ってください。

▽清沢レモン 葵区清沢地区清沢レモン部 宮本佐知子(みやもとさちこ)さん
皆さんは清沢地区でレモンが栽培されていることを知っていますか?実は、清沢地区は冬の気温が低すぎるため、レモン栽培には向いていません。しかし、その環境をあえて利用することで、強い酸味と香りが特徴の清沢レモンを栽培できています。
私たちは収穫したレモンで、万能調味料「清沢式ぶっかけレモン」を製造販売しています。新しいしずおかの味をお試しください。

▽受け継がれる地域の味
在来作物:在来作物とは、ある地域で古くから守り育てられてきた野菜や穀物のことをいいます。品種改良された作物にはない風味や深い味が特徴です。市場には出ないため、現地に行かないと食べられない貴重な作物です。
自然薯:日本で古くから受け継がれてきた自然薯(じねんじょ)は市内各地で栽培が行われています。中でも寒暖差がある中山間地域の藁科・本山地区で栽培された「ほんやま自然薯」は風味と粘りが強いのが特徴です。

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