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絶景・グルメ・観光 海じまん山じまん(4)

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静岡県静岡市 クリエイティブ・コモンズ

■教えて!海ぐらし山ぐらし
▽株式会社倉沢漁業 望月保志(もちづきやすし)さん
幼少の頃から海や釣りに親しみ、自然とこの業界に身を置いたという望月さん。漁以外でも、地元の魚の魅力を伝えるべく、精力的に活動されています。その活動内容や、静岡の海や魚への想(おも)いをお聞きしました。

―定置網漁ではどのような魚が獲れますか?
春はアジ、夏はサバやカマス、秋はタチウオ、冬はブリがたくさん獲れます。
中でも、西倉沢は「倉澤の鯵(あじ)」で知られていますが、桜エビやシラスをエサとして贅沢(ぜいたく)に育っているだけあって、大きさも味も普通のアジとは別物なんですよ。

―しずまえの魚の魅力を伝える活動について教えてください。
昨年は、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環で、小学校高学年の子どもと保護者向けに、魚のさばき方教室を開催しました。当日の朝に水揚げされたアジを実際にさばき、料理を作って試食。とても好評でした。また、妻が主催する子ども食堂でも、食べられるのに市場に出回らない未利用魚を使ったメニューを必ず一品は作って提供しています。

―今後の活動の目標は何ですか?
例えばアジの骨は、カラッと揚げて骨せんべいに。アラだっておいしいみそ汁の出汁(だし)になります。自分でさばくことで、魚は捨てるところがほとんどないくらい、いろいろな味や料理を楽しめます。そのことをあらゆる活動を通じて伝え、静岡の海の幸をもっともっと広めていきたいですね。

▽井川のらり屋 西川仁之(にしかわひとし)さん・有貴(ゆき)さん
愛知県から富士宮での農業経験を経て、2013年に井川に移住した西川さん夫妻。在来作物を育てたり、収穫した雑穀でスイーツを作って販売したりしています。興味を持ってから、たった3か月で移住を決めたほどの井川の魅力や、在来作物についてお聞きしました。

―井川への移住を決めた一番の理由は?
富士宮で農業を学びながら、いつか農家として独立したいと考えていました。そのとき井川には昔ながらの在来作物がたくさんあると聞き、興味を持ちました。移住には不安もありましたが、地元の人の温かさに惹かれ、移住を決めました。農作業でわからないことがあるときも、いつも快く教えてくれ、いろいろな面で助けてもらいました。

―どんな在来作物を作っていますか?その魅力は?
最初に作ったのは「おらんど」という名のジャガイモです。今は雑穀や豆類、キュウリやナスなども作っています。魅力は何といっても、在来作物でしか出せない風味や味の深さですね。と言っても、そこにたどり着くまでが大変なんですけどね。

―住んでみて知った、井川の良いところは?
豊かな自然や伝統、食文化が受け継がれているところです。それは生きる知恵と力を持っている井川の人たちが守っているからだと知りました。これからも周りのみんなと一緒に井川の文化と在来作物を守り、広く発信していきます。

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