市では、毎年6月と12月に「市の財政事情」を公表しています。今回は、令和4年度の決算状況(収支の状況、市有財産、市債の現在高など)と、令和5年度上半期(4~9月)の歳入歳出予算の執行状況をお知らせします。
※一部の数値は四捨五入しているため、合計が一致しない場合があります。
■令和4年度
支出総額:6,566億5,418万円
一般会計:3,510億282万円
特別会計:2,341億7,640万円
公営企業会計:714億7,496万円
市民一人当たりの市税負担額:20万5,343円
市民一人当たりの行政経費(一般会計歳出合計):51万5,489円
※市民一人当たりの金額…令和4年度の各総額÷令和4年度末の市の人口(680,913人)
■一般会計
▽自主財源
市税、使用料など市が自ら収納、徴収できる財源。安定した行政運営のためには、歳入総額に対する割合が大きいほど望ましい。
▽依存財源
国庫支出金や地方交付税など、国や県の基準により交付されたり割り当てられたりする収入。
■特別会計
特定の事業を行う場合に、一般会計と区分して経理する会計
■公営企業会計
民間企業と同じような経営をしている会計
決算額は消費税を除いた数字です。資本的収支の不足額は損益勘定留保資金などで補てんしました。
収益的:企業の経営活動に伴う一事業年度の収益とそれに対応する費用のこと
資本的:企業の将来の経営活動に備えて行う建設改良及び建設改良に係る企業債償還金等の支出とその財源となる収入のこと
※病院事業…静岡市立清水病院
■健全化判断比率・資金不足比率(令和4年度年間収入に対する比率)
各指標において、国が定める財政再生基準・早期健全化基準に達していないため、静岡市の財政は健全と判断されています。各比率の算出方法など詳しくは、市HPをご覧ください。
■市の財産 合計…1兆5,210億9,235万円
※道水路・漁港敷除く
▽公有財産
土地:5,733億106万円(31,307,536.13平方メートル)
建物:4,258億5,163万円(2,471,794.27平方メートル)
有価証券:39億9,766万円
その他(出資金など):3,910億9,786万円
▽物品
車両(664台)ほか:89億7,859万円
▽債権
106億2,351万円
▽基金
積立資金:
(現金45件)…890億5,473万円
(有価証券1件)…22億7,067万円
定額資金(2件):19億2,000万円
▽リース資産
12億9,209万円
▽建設仮勘定
127億455万円
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