今、日本中で手入れされずに荒れてしまった「放任竹林」が増加しています。竹は、かつて生活に欠かせない大切な資源でしたが、プラスチック製品の普及や、安価な竹材やタケノコの輸入により、放置される竹林が増加し問題となっています。
■放任竹林の問題点
▽景観の悪化
林内が暗く、人の目につきにくいため、不法投棄を誘発します。
▽生物多様性の低下
竹以外の樹種が育ちにくく、虫や動物も棲(す)みにくいため種数が減少します。
▽防災機能の低下
竹は根の張りが浅いため、土砂崩れが起きやすくなります。
■所有する竹林の管理をお願いします!
竹が隣地に越境していないか、不法投棄されていないかなど、こまめに足を運んで管理をお願いします。
市では、竹林を整備するボランティア団体に対し、補助金や消耗品支給等の支援をしています。詳しくは、お問い合わせください。
問合せ:環境共生課
【電話】221-1319
<この記事についてアンケートにご協力ください。>