「終活」は、これからも自分らしく生きるための大切な一歩です。「終活」という言葉を聞いて思い浮かべることは、人それぞれ違うようです。
「終活」には、以下を含むさまざまなことが包括されています。
葬儀の事前準備、お墓の購入、遺言書の作成、身の回りの事や持ち物の整理といった旅立ちのときや、その後のことを「生前に準備すること」
延命治療や緩和ケアなど「人生の最終段階における医療」や介護が必要になるときや、認知症になったときのことを決めておくなど、これからを「安心して過ごすために備えること」
趣味や旅行、家族や友人との時間を楽しむなど、これからの人生を「自分らしく充実して生きること」
■「終活」のきっかけとしてエンディングノートを活用しましょう
エンディングノートは、「終活」を進めるために記録を残すノートとして、お使いいただけます。
あなたのこれまでやこれからについて思いを整理し、家族や大切な人に伝えましょう。
エンディングノートは、地域包括ケア・誰もが活躍推進本部(静岡庁舎14階)、各地域包括支援センター、各区市民相談室にもあります。
■人生会議(ACP)をしましょう
人生会議(ACP)とは、もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて、前もって考え、家族など周囲の信頼する人と繰り返し話し合い、共有する取組です。あなたの心身の状態に応じ、かかりつけ医等から適切な情報提供と説明を受けることが重要です。
「終活」をスムーズに進めるために「終活支援事業者」を活用する方法もあります。
市は、優良な事業者を認証しています。詳しくは、HPをご覧ください。
HP検索:静岡市終活支援優良事業者認証事業
問合せ:地域包括ケア・誰もが活躍推進本部
【電話】221-1576
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