■能登半島地震での市上下水道局の活動
令和6年1月能登半島地震の発生からまもなく1年が経過します。市上下水道局も発生の翌日から石川県へ給水車と職員を派遣し、応急給水活動の支援を行いました。
その後、石川県珠洲市での水道の応急復旧、下水道の被害調査を行い、現在も2人の職員を派遣し、被災地の復興を支援し続けています。
■災害時の水の備えは十分ですか?
能登半島地震では、1か月以上の断水が続いた地域もありました。災害発生後に全国各地から駆け付けてくる給水車も、被害が広域に渡る場合には、すぐに来ることはできません。少しでも安心して過ごせるように、7日分(1人3リットル/日)を目安に飲料水の備蓄をしましょう。
また、地元(自主防災会等)が主体となって操作する耐震性貯水槽などの給水拠点が市内各地にありますので、あらかじめ位置を確認しましょう。
■災害時に公共下水道は使えない?
大規模な地震が発生し、下水道管の破損・マンホールの浮上・浄化センター等施設に損傷が生じた場合、敷地内や道路上で汚水があふれる可能性があるため、下水道の使用が制限されます。市から使用再開をお知らせするまで、なるべく下水道を使用しないようにご協力をお願いします。
また、このような場合に備え、各家庭で身体を拭くための大判のウエットタオルや使い捨ての食器・下着類の備蓄のほか、7日分(1人5回/日)の携帯トイレや凝固剤、汚物袋の備蓄をしましょう。
問合せ:上下水道経営企画課
【電話】270-9119
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