私たちは町内会でペット同行避難訓練を行いました
1.いざという時のために心がけましょう
(1)首輪・迷子札などを身に着けさせる(犬は、鑑札か環境省に登録したマイクロチップ・狂犬病予防注射済票も装着)
(2)静かに落ち着いていられるよう基本的なしつけをする
(3)ケージ、ハーネスなどに慣らす
(4)狂犬病などのワクチン接種、ノミの駆除などで健康管理をする
(5)ペットを連れて、家族で避難訓練をする
■備蓄品リスト
(1)命や健康に関わるもの(最低1週間分のフードと水、薬など)
(2)ペット用品(ペットシーツ・汚物袋等のトイレ用品、ケージ、リード、食器など)
(3)飼い主やペットの情報(飼い主とペットが一緒に写った写真、飼い主の連絡先など)…迷子になった時に役立ちます
2.ペットと一緒に避難しましょう
災害発生時の混乱で、ペットが迷子になってしまうことが考えられます。飼い主の皆さんはペットと一緒に避難(同行避難)し、人の居住空間と分けたペットのスペースを確保しましょう。拠点となる避難所(地区支部)の防災倉庫に「避難所ペットスペース設営ボックス」を配備しました。防災訓練を行う際などに、ぜひ使用してみてください。
■ボックスの中身
・設営マニュアル
・テープ
・ロープ
・ブルーシート
・はさみ
・筆記用具
・受付簿
・連絡票
・掲示用紙など
■実際にペットスペースを作ってみました!参加者の声
・避難所には、動物が好きな人も苦手な人もいて、ペットも慣れない環境でストレスを感じます。お互いが安全に過ごせるように、対策を考えます。
・いざという時に助け合えるように、地域の皆さんとの日常的なコミュニケーションが大切だと感じました。
3.ネットワークを作りましょう
避難所でペットが生活できない場合もあります。普段から飼い主同士のネットワークを作っておくと、ペットの一時的な預かり、フードの備蓄など、お互いに助け合うこともできます。親戚・知人とも相談して、いざという時に預かってもらえる場所を確保しておくと安心です。
■「市政出前講座
市民の皆さんの希望に応じ、市の職員が地域に出向き、講座を開催します。
▽災害時、あなたのペットは大丈夫?
・飼い主が日頃から準備しておくこと
・避難所における動物の飼育管理方法
・ペットスペース設営ボックスの活用方法
ペットを飼っていない人にも聞いてほしい情報も満載です。
詳しくは、お問い合わせください。
災害はいつ起こるかわかりません。その時に愛するペットを守るのは、飼い主の努めです。いざという時に困らないよう、日頃から準備しておきましょう。
静岡市長 難波喬司
問合せ:動物愛護センター
(葵・駿河区)【電話】278-6409
(清水区)【電話】354-2403
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