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11月補正予算の概要

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静岡県静岡市 クリエイティブ・コモンズ

市議会11月定例会が11/20(月)から12/13(水)までの会期で開かれ、補正予算などが審議・可決されました。
今回の補正予算は、「安全・安心の確保」、「地域経済の活性化」、「子育て・教育環境の充実」と、国の総合経済対策を踏まえた「物価高騰対策」の4つの柱のもと予算を編成しました。

■「安全・安心の確保」
巴川流域における浸水被害の軽減を図るため、大雨予報時に、防災調整池の水位を事前に調整する排水ポンプを設置する(8,500万円)ほか、経済的・効率的かつ環境負荷の小さい生活排水処理の実現に向けて、し尿処理施設の整備手法を検討します(債務負担行為4,000万円)。

■「地域経済の活性化」
地域産業の高度化・活性化や雇用機会の拡大を図るため、企業が行う工場建設等に対する助成を行う(9,716万円、債務負担行為2億4,423万円)ほか、起業への関心や機運を高めるため、学生等を対象にスタートアップ起業家による講座を開催します(250万円)。
また、プロ野球ハヤテ球団の本拠地となる清水庵原球場を企業版ふるさと納税を活用して改修します(3,000万円)。

■「子育て・教育環境の充実」
校内の移動に配慮が必要な生徒が安心して学校生活を過ごすことができるよう、城内中学校にエレベーターを設置する(債務負担行為2億1,900万円)ほか、3つの小学校が統合する中藁科小学校において、子どもの安全な居場所を確保するため、放課後子ども教室と放課後児童クラブを一体的に週5日間運営します(債務負担行為1,640万円)。

■「物価高騰対策」
市民生活への支援として、住民税非課税世帯に対して1世帯あたり7万円の給付金を支給する(55億1,600万円)ほか、市民の日常の買い物やサービス利用などへの物価高騰の影響を軽減するため、プレミアム付デジタル商品券を発行します(8億3,500万円)。
また、事業者への支援として、市内の中小企業や福祉施設などの幅広い事業者に対し、電気・ガス料金、食材料費等の価格高騰分を支援する(5億2,784万円)ほか、燃料費の高騰や働き方改革に関する法律の適用に伴う「2024年問題」に直面する市内貨物運送事業者に対し、物流の効率化や人材の確保などの取組を支援します(1億8,000万円)。

その他、静岡市民文化会館の整備手法の見直しに伴う設計変更などを計上しました。さらに、人事委員会勧告に基づく本年度の給与改定に伴い、人件費を追加計上しました(9億6,403万円)。
この結果、一般会計補正予算の規模は89億1,660万円の増額で、本年度の予算額の累計は、一般会計が3,708億175万円、特別会計と企業会計を合わせた総額では、6,966億1,090万円となりました(金額は万円未満切捨て)。

問合せ:財政課
【電話】221-1026

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