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令和6年度当初予算 新時代へ~「変革の始まり予算」(1)

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静岡県静岡市 クリエイティブ・コモンズ

■予算規模(過去最大)
一般会計:3,534.6億円(前年度比+17.6億円+0.5%)
全会計:6,857.4億円(前年度比+98.3億円+1.5%)
令和5年度2月補正予算と合わせて、一体で編成
※令和6年度当初予算と合わせた一般会計の予算額は、3,581.1億円

■予算編成の考え方
・事業の執行という「結果」ではなく、社会課題の解決という「成果」を意識しています。
・市有財産とともに、空き家や、未利用・低利用地などの社会全体の財産を活用した取組を推進します。
・「社会の力がつながる」と「世界の知が集まり、つながる」ことによる市民や民間企業の「共創」を下支えし、伴走する取組を推進します。

■「安心感がある温かい社会」の実現に向けて
「暮らしの安心感」「経済的な安心感」「災害への安心感」

■3つの安心感を高める4つの分野に重点配分 重点政策353.1億円(うち2月補正38.8億円)
※は、2月補正予算の事業

1.子育て支援・教育の充実と健康長寿の推進
68.2億円(うち2月補正22.0億円)

(1)子育て支援の充実
・雨の日でも過ごせる子どもの遊び場の設置
・清水区放課後児童クラブの土曜開所の実施

(2)結婚支援の充実
・結婚新生活における住まいの費用への支援の拡充
・空き家を活用する若年夫婦等への支援の拡充

(3)教育の充実
・不登校の未然防止や学校生活への復帰に向けた支援体制の拡充
・市立小・中学校特別教室※や体育館への空調設備の整備

(4)健康長寿の推進
・データ分析による糖尿病発症予防の施策検討
・多様な就労困難者への就労支援体制の構築

2.地域の文化力の向上
58.4億円(うち2月補正5.9億円)

(1)アート・スポーツを活(い)かした交流の促進
・アリーナ整備の検討と東静岡地区のまちづくり計画の策定
・清水庵原球場の夜間照明LED化※や駐車場等の整備

(2)歴史文化を活かしたまちの活性化
・中心市街地の活性化に向けた紺屋町・御幸町地区の再開発
・駿府城跡天守台の野外展示施設の整備

(3)海洋文化を活かしたまちの活性化
・清水港日の出埠頭緑地を活用した滞在空間の整備
・(仮称)海洋・地球総合ミュージアムの整備

(4)オクシズの魅力を活かした地域づくり
・南アルプスの保全活動の促進
・中山間地域の空き家利活用に向けた支援の拡充

3.地域経済の活性化
93.8億円(うち2月補正3.5億円)

(1)社会全体の財産の活用
・未利用・低利用地等の活用に向けた法人設立の検討
・企業立地の促進に向けた開発候補地の調査

(2)経済産業・農業の振興
・ブルートランスフォーメーション(海洋DX)の推進
・スタートアップとの協業・共働の促進
・企業の市内進出・定着に向けた工場建設等への支援の拡充
・有機農業を推進するためのプラットフォームの構築

(3)観光の振興
・美食・絶景・歴史をテーマとした観光コンテンツの造成
・駿府城公園エリアの夜間景観の整備

4.災害対応力の強化
132.7億円(うち2月補正7.4億円)

(1)行政の災害対応力の強化
・災害情報を一元的・総合的に発信するウェブサイトの構築※
・ドローンを活用した情報の収集・分析手法の構築
・大規模災害時などに活用するトイレトラックの導入

(2)地域の災害対応力の強化
・旧耐震基準の木造住宅への耐震診断・耐震補強の支援
・避難所の生活環境の向上や要配慮者に必要な物資の確保

(3)インフラの機能強化
・地震に伴う液状化による水道管の被害想定の調査と耐震化の推進
・浸水被害の軽減に向けた大内新田地区への雨水貯留施設の整備
・巴川流域の水位・氾濫域を予測するシステムの構築

各分野の主な事業を掲載。令和5年度2月補正予算と令和6年度当初予算は、市議会2月定例会での審議・可決により確定。

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