■山梨史奈(やまなしふみな)さん
劇団四季俳優
※関連記事を本紙1ページに掲載
▽『キャッツ』の素晴らしさを皆さんに届けたい
さまざまな舞台で活躍する、市内出身の山梨史奈さんにお話を伺いました。
―ご自身の『キャッツ』にまつわる思い出はありますか。
『キャッツ』は私が5歳の時に、静岡市民文化会館で観て衝撃を受けたミュージカルです。暗闇に猫たちが目を光らせ客席に現れる演出に驚いて、思わず父の腕にしがみついてしまいました。また、舞台上で本物の猫のように歌い踊る俳優さんたちに夢中になり、終演後はずっと劇中歌を歌っていた思い出があります。
劇団四季の俳優になってからは、より一層この作品の魅力を実感しています。ぜひ、市内で『キャッツ』が上演されるこの機会に、迫力ある舞台で感動を味わっていただきたいです。
―公演で全国各地を巡るなかで、改めて感じた静岡市の良さはありますか。
温暖な気候と、水がおいしいところです。また、あたたかい人柄の方が多いと思います。アットホームでゆったりとした雰囲気も静岡市の良さだなと感じます。
―『キャッツ』静岡公演の見どころを教えてください。
『キャッツ』の舞台は都会のゴミ捨て場。舞台上や客席に猫目線の大きさで作られたゴミのオブジェがたくさん飾られています。その中には、各公演地ならではの「ご当地ゴミ」が紛れているので、ぜひ皆さんも、どんなものが隠れているか探してみてください。
―最後に、市民の皆さんへメッセージをお願いします。
10年ぶりに『キャッツ』が静岡市に帰ってきます。個性あふれる24匹の猫たちの生き様、華やかなダンスに音楽、40年という長い歴史を持つこの作品の素晴らしさが多くの方の心に届いたらうれしいです。もしかしたら、あなただけの推し猫が見つかるかも…!
キャスト・スタッフ一同、皆さんに感動をお届けできるよう精一杯努めてまいります。『キャッツ』静岡公演の応援をぜひ、よろしくお願いします!
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