■Recipe03 てっぱい
ため池の水を抜く冬に生きたフナを使ってつくる料理で、昔は酒のさかなとして冬の客膳には欠かせないものでした。最近は、サバやコノシロを使って作ることが多くなっています。彩りににんじんを加えることもあります。
◯材料(5人分)
・フナ…中1尾
・大根…600g
・唐辛子…1本
・細ねぎ…少々
・塩…少々
・酢(酢しめ用)適量
《調味料》
・白みそ…100g
・砂糖…60g
・酢…大さじ3
◯作り方
(1)魚は3枚におろし、腹骨をすきとり細切りにして塩少々をふりかけ、混ぜる。30分くらいおいたら、酢しめ用の酢を魚が漬かるくらいかけ、さらに15~20分程度置く。
(2)大根は皮を取り、短冊切りにして塩をふってもみ、しんなりしたら、水分をよく絞る。
(3)唐辛子は種を除き輪切りに、細ねぎは細かい小口切りにする。
(4)ボウルに白味噌と砂糖を入れてよく混ぜ合わせ、酢を少しずつ加えてのばす。(白味噌自体が甘いので、砂糖の量は好みによって加減する)
(5)(4)に(2)と(3)を入れて混ぜ、最後に(1)を加えてあえる。
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