9月16日、高松市の高松中央商店街で、パリオリンピックのレスリング男子グレコローマンスタイル77キロ級で金メダルに輝いた、高松市出身の日下尚選手(三恵海運、高松北高出)の凱旋(がいせん)パレードが行われました。
金メダリストの勇姿を一目見ようと、約2万人の県民が駆けつけ、商店街は祝賀ムードに包まれました。商店街を車でパレードするのは今回が初めて。声援に日下選手は手を振りながら、車の上から握手を求める人たちにも笑顔で対応。パレード後には、「大勢の人に集まってもらい、金メダルのすごさを実感した。4年後も楽しみにしていてほしい」と、今後の活躍を誓いました。
■うどん県観光大使に
パレードの出発式で、これまで試合後のインタビューやメディアの取材を通してさぬきうどんや香川県をPRしてきた日下選手に対し、池田知事は「うどん県観光大使」を委嘱することを発表しました。
このサプライズに驚きを隠せない日下選手は委嘱状を受け取り、「身に余る光栄。これからも香川県をしっかりとアピールしていきたい」と抱負を語ってくれました。
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