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知事レポ(25)

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香川県

■新米の秋 水主(みずし)地区で抜穂式(ぬきほしき)
9月18日、東かがわ市水主(みずし)地区で今年の新嘗祭(にいなめさい)に香川県から献納するお米の抜穂式(ぬきほしき)が行われ、今年の献穀者となられた六車さまご一家をはじめ、関係者がそろって皇居に献納する「あきさかり」を刈り取りました。
当日は9月中旬にもかかわらず30度を超える猛暑の中ではありましたが、献納米の生育を毎日見守って下さった多くの方の参加の中でにぎやかに抜穂式が行われました。
この献納は全国から行われ、香川県では毎年いろいろな地区がかわるがわる選ばれ栄えある献納を行っています。
今年は猛暑による影響が心配されたそうですが、朝夕気温が下がる水主地区の天候により乗り切れたとのことです。また、8月末の台風10号では東かがわ市に線状降水帯が発生して被害もありましたが、この水主の献穀田は難を逃れました。私も一つかみの稲穂を刈りました。「実る程頭を垂れる稲穂かな」のことわざどおりの見事な実りで、香川県の土地、気候そして農家の方の努力に文字どおり頭を垂れる思いがしました。
ところで、伏流水と寒暖差のある水主地区で育った「水主米(みずしまい)」は、ブランド米で数ある香川のおいしいお米の中でも味は一級品と言われています。実は私もまだ食べたことがなく、今回のご縁で初めての味を楽しみたいと思います。残念ながらスーパーなどでの販売はされていないとのことですが、ネットで購買できる他、水主地区の直売所でもお買い求めできます。香川県民の皆さま、ぜひ一度水主米をお試しください。今年も県内各地の収穫が無事進みますようお祈りします。

香川県知事 池田 豊人

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