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高松空港開港35周年 空港から人と街を元気にする(1)

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香川県

2024年12月16日、高松空港は開港35周年を迎えます。新空港開港以来、多くの利用者に支えられ、定期路線の利用者数が延べ5千万人を超えました。1992年に四国初の国際定期路線となるソウル線が就航すると、上海、台北、香港と路線を増加するなど、国際線も充実し、2018年に民営化され、今では中四国屈指の国際空港へと成長しました。今後は国際線のさらなる受入容量拡大と利便性向上を目的とした国際線ターミナルビルの増改修を計画中。「高松から世界へ」。四国の空の玄関口は新たなステージへと飛躍しています。

■コロナ前の9割まで回復
高松市街地まで車で30分という利便性から、四国と国内、海外をつなぐ拠点として多くの人が利用する高松空港。現在定期路線としては羽田、那覇、成田の国内線3路線とソウル、上海、台北、香港の国際線4路線が就航しています。また、2024年3月からはスターラックス航空による高松─台中(台湾)間の定期チャーター便が運航されています。
羽田線の増便や国際線の就航、増便により、ビジネス客やインバウンドの利用が増加し、2018年度には定期路線の年間利用客数が200万人を突破しました。その後、新型コロナウイルス感染症の影響で利用者は激減しましたが、コロナ禍後は、国内線、国際線ともに利用者数は回復。23年度の定期路線利用客数は181万人を超え、3年連続増加となり、コロナ前の約9割まで回復しました。

◎最近15年の高松空港定期路線利用者数

◎高松空港の就航路線

(便数は往復便数)

■国際線の受け入れ体制を強化
訪日旅行ブームや円安の影響もあり、利用客数が大幅に伸びているのが国際線。インバウンド需要の高まりに応じて、ソウル線はデイリー運航(週7便)に加え、2024年7月には韓国の航空会社ジンエアーの新規参入によりソウル線が週14便に増便。11月には香港線も週5便からデイリー運航(週7便)になりました。
さらなるインバウンド需要や新規路線の拡大に備え、高松空港では国際線ターミナルの増改修を計画中。出発ロビー、待合室の面積を広げるほか、出入国審査のブースを増やすなど、多くの利用者を迎える体制を整えていきます。
来年は大阪・関西万博や瀬戸内国際芸術祭の開催のほか、中四国最大級の収容人数を誇る県立アリーナ「あなぶきアリーナ香川」のオープンも控えています。国内外から香川を訪れる人がさらに増えると予想される中、香川と世界をつなぐ相互交流の拠点として、利用者だけでなく、地域の人にも親しまれる空港を目指しています。

問い合わせ先:空港振興課
【電話】087-832-3132

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