■香川にも津波(つなみ)はやって来る(3)~避難(ひなん)時の行動をイメージしよう~
地震(じしん)が起こったとき、「いつ」、「何をするのか」を具体的に考え、実際(じっさい)に行動してみましょう。その体験(たいけん)が、命を守る行動につながります。身の守り方や避難時の注意について、さぬき市石田地区防災部会会長の多田満(ただみつる)さんにお話を伺(うかが)いました。
◎想定 冬の午後10時頃(ごろ)、大地震発生
◯午後10時 地震発生
・布団(ふとん)や枕(まくら)などで頭を守る
・机(つくえ)などの下に避難する
・照明(しょうめい)を確保(かくほ)して周囲(しゅうい)の状況(じょうきょう)を確認(かくにん)
・家族の安否(あんぴ)を確認
《自分の身を守ることを最優先(さいゆうせん)に!》
・揺(ゆ)れを感じたらまず頭を守り、落下物に気を付(つ)けながら、揺れが収(おさ)まるまで待つ。
・夜中の地震に備(そな)え、停電(ていでん)した際(さい)に移動(いどう)しやすいよう懐中電灯(かいちゅうでんとう)、履物(はきもの)、予備(よび)の眼鏡(めがね)や、万が一閉(と)じ込められた時のためのホイッスルなどひとまとめにして枕元に置(お)いておこう。
◯1~2分後 津波警報発令(けいほうはつれい)
・ドアや窓(まど)を開けて出口を確保
・ガスの元栓(もとせん)を閉(し)め、ブレーカーを落とす太陽光発電システムがある場合は分電盤(ぶんでんばん)の遮断器(しゃだんき)を切り、運転ボタンを停止(ていし)する
・ヘルメットや軍手(ぐんて)、防寒着を装着(そうちゃく)
・非常用(ひじょうよう)持ち出し袋(ぶくろ)を持って避難
《外出時は火災予防(よぼう)を。落下物対策(たいさく)も忘(わす)れずに》
・家を出るときは、必(かなら)ず火の元を確認。
・屋外も落下物の危険(きけん)が。ヘルメットがなければ、鍋(なべ)や座布団(ざぶとん)などで代用して避難する。
◯10分後 避難開始
・ブロック塀(べい)など崩(くず)れそうなものには近づかない
・避難は原則(げんそく)として徒歩(とほ)で行う
・途中(とちゅう)の危険箇所(きけんかしょ)を覚(おぼ)えておく
《避難場所・避難経路(けいろ)を平時に確認》
・避難経路は複数(ふくすう)考え、避難場所は家族で共有する。
・非常時に慌(あわ)てないよう、避難場所まで前もって歩いてみる。
◎避難行動について詳しくはこちら
※詳細は広報紙10ページの二次元コードをご覧ください。
◆ハザードマップや避難所等を確認できる
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※二次元コードは広報紙10ページをご覧下さい。
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