■「デジタル社会・かがわ」の実現へ
かがわDXLabでは、まちづくりや子ども・子育て、教育など、県や市町が提案する「解決していきたい地域の課題」について、五つの「自治体探求型WG」を設置し、官民が一緒になって課題解決に向けて挑戦しています。
●〈まちづくり〉DXによる中心市街地プロムナード化WG
現在、県立アリーナをはじめとする官民の施設整備が進むサンポート高松の交通対策やエリアマネジメントについて、官民で検討を進めています。都市を居心地が良く歩きたくなる空間(プロムナード)へ転換するとともに、中心市街地全体ににぎわいを広げ、持続可能な都市の発展を目指します。
●〈子ども・子育て〉児童相談所等支援体制強化WG
虐待事案発生時に初期調査を実施する際のシステムを今年度、実証導入して、県児童相談所と市町の間におけるデータの相互参照や業務棚卸しに基づいた業務の見直しなどについて実証実験を計画しています。子ども家庭に対する相談支援のスピード向上と、それぞれの家庭に寄り添った支援の質の向上を目指します。
●〈教育〉教育データ利活用WG
学校現場におけるテストやアンケートなどのデジタル化による業務の見直しに加え、探究学習などを通じた主体性の向上につながるよう、教育データの最適化と効果的なデータ利活用に取り組み、「誰一人取り残すことのない、公正に個別最適化された学び」の実現を目指します。
●〈地域活性化〉関係人口創出WG
二拠点・多拠点生活など働き方が多様化する中、関係人口の対象となる方へのインタビューやアンケート調査などを通じてニーズや課題を精査し、香川県を拠点として選んでもらえるような魅力ある地域にブランディングすることで関係人口の創出を目指します。
●〈データ連携基盤〉地理空間データ基盤構築WG
高松市が構築した道路・都市計画情報・施設情報などが一元化された地理空間データ基盤(高松スマートマップ)を県内の複数自治体で効果的に活用するためのあり方を検討します。
・[道路]市道情報
・[建築]建物情報
・[河川]河川情報
・[下水]管路情報
・[漁業]漁港情報
・[農業]農地情報 など
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