■みんなに優(やさ)しい避難(ひなん)所を目指して~要配慮者(ようはいりょしゃ)への理解(りかい)を深めよう~
避難所には「要配慮者」が必ずいます。災害(さいがい)時でも、お互(たが)いに気持ちよく過(す)ごすための工夫(くふう)や備(そな)えについて、さかいで131(ぼうさい)おとめ隊の松岡未祥(まつおかみさき)さん、田中美統子(たなかみとこ)さん、三好尚紀(みよしなおき)さんに伺(うかが)いました。
◯「要配慮者」ってどんな人?
災害時に手助けの必要(ひつよう)な人たちのことです。人によって困(こま)りごとはさまざま。一人一人のニーズに応(おう)じた支援(しえん)・対応が必要です。
《避難生活上の困りごとの例(れい)》
・必要な情報(じょうほう)が分からない
・適切(てきせつ)な行動がとりにくい
・自分の気持ちや状況(じょうきょう)をうまく伝(つた)えられない
(例)
・外国人
・妊産婦(にんさんぷ)
・乳幼児(にゅうようじ)
・高齢(こうれい)者
・障害(しょうがい)のある人
・病気やけがをしている人
・帰宅困難(きたくこんなん)者
◯避難所の「要配慮者支援グッズ」を活用しよう
※避難所によって備えてある支援グッズは異(こと)なります。
《例えば 外見では分かりづらい要配慮者には》
・聴覚(ちょうかく)障害者
・持病のある人
・妊産婦
↓
《災害時用バンダナ》
身に着けて、障害の有無(うむ)や支援が必要なことなどを周囲(しゅうい)に知らせます。
《例えば 口頭でのやり取りが難(むずか)しい要配慮者には》
・聴覚障害者
・外国人
・高齢者
↓
《災害時コミュニケーション支援ボード》
簡単(かんたん)な日本語とイラストで、意思疎通(そつう)を助けます。
要配慮者との避難所生活では、相手の立場に寄(よ)り添(そ)い、お互いに思いやる気持ちが大切です。要配慮者も一緒(いっしょ)に地域の防災活動に参加するなど、日ごろから交流して、支援を確認しあいましょう。
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問い合わせ先:
・県危機管理課
【電話】087-832-3242
・坂出市危機管理課
【電話】0877-44-5023
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