新年のごあいさつ(2)

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さぬき市議会議長
多田　泰宏

明けましておめでとうございます。
市民の皆さんにおかれましては、希望に満ちた令和6年の新年をお迎えのことと、お慶び申し上げます。
また、日頃より本市議会および市政に対する各段のご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
昨年は、4月23日にさぬき市議会議員選挙が執行され、20名の新たな議員で、本市議会をスタートいたしました。市民の皆さんの負託に応えられますよう我々議員一同、その役割と職責を誠実に果たしていく所存でございます。
さて、現在、本市では、志度公民館や長尾公民館の新築工事、長尾小学校の校舎改築工事のほか、大串半島活性化施設などの建設工事が進んでおります。
これらの施設は、市民の皆さんの地域コミュニティを守るため、さまざまな活動を行う交流の場として活用し、いざという時には、防災の拠点として利用していただき、そして、本市の新たな観光拠点として、さらなる発展につながる拠点となるものと期待しており、その完成が待たれるところです。
また、来年の「瀬戸内国際芸術祭」に本市が、開催地として加わることが決定いたしました。
大阪・関西万博とあわせて、国内外に対して、本市の魅力や知名度を向上するとともに、交流の促進が図られることは大変喜ばしいことであります。この事業が、地域の活性化のひとつのきっかけとなるよう、しっかりと準備をしていく必要があると考えます。
一方で、特に近年、全国各地で頻発している自然災害に対する不安が尽きません。今後、いつ発生するか予想のつかない災害に対して、地域の皆さんが、今まで以上にコミュニティの絆を深め、地域の防災力の強化に努めていく必要があります。
議会といたしましても、我々議員も常に高い危機意識をもって、防災・減災対策に取り組んでまいりたいと考えております。
また、昨年は、新たなまちづくりに向けた本市の最上位計画である「第2次さぬき市総合計画後期基本計画」が、令和8年度までの4年間を計画期間として策定されました。
この他にも、さまざまな事業や課題解決に向けての検討が、進められておりますが、議会としても、計画の進捗状況を注視し、執行機関と互いに研鑽し合い、より暮らしやすいまちづくりに努めてまいりますので、市民の皆さんには、より一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、令和6年は辰年です。昇り竜のように力強く飛躍する年になりますよう、市民の皆さんのご健康とご多幸を心よりご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。

※議員一覧については本紙をご参照ください。