さぁ、図書館へ行こう!としょかん日和(vol.46)

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市内図書館が、皆さんにおすすめしたい本を紹介します。

■今月の図書館
仁尾町図書館
【電話】56–9565

◇『物語の種』
著者名：有川　ひろ
出版社：幻冬舎

読者から物語の基となる「種」を募集して、作家の有川ひろが小説を書く。コロナ禍でも何か楽しいことができないか、という著者の思いが詰まった全十篇の物語です。
家や学校、職場などの日常が舞台になっていて、「こういうことが起こりそう」と予測しているとまさかの展開に!
それぞれの物語の後には「種明かし」がされています。短い言葉や1枚の写真、手紙などから、こんなに面白いお話が作られたのかと驚かされます。
また、「著者からのひとこと」も添えられており、物語の舞台裏を垣間見るようで興味深いです。ぜひ、物語の世界を楽しんでください。

◇『カミさま全員集合!』レインボーえほん　4
作：内田　麟太郎
絵：山本　孝
出版社：岩崎書店

皆さんは知っていますか?10月のことを昔の言い方で「神無月(かんなづき)」と呼ばれていることを。
なぜかというと、それは日本中の神社から、神様がいなくなるからです。
神様はいったいどこへ行くのでしょうか?神様は、昔は出雲の国と呼ばれていた今の島根県の、出雲大社(いずもたいしゃ)という神社に集まっています。このことから、出雲の国では10月は「神在月(かみありづき)」と呼ばれています。
いったい神様たちは出雲大社に集まって、何をしているのでしょうか?宴会や運動会、ゲーム大会、何をしているのかは、皆さんが本を読んで、確かめてみてください。

■図書館ニュース
◇読書の秋です!読書週間企画展示を行います
戦後間もない1947年(昭和22年)に始まった読書週間は、今年で77回目になります。
市内の図書館では、読書週間にあわせて10月28日(土)～11月12日(日)の期間中に、さまざまな企画展示を行います。
何気なく手に取った本が、お気に入りの1冊になるかもしれません。この機会に、ぜひ図書館へお越しください。
詳細は、各図書館へお問い合わせください。