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自治体の皆さまへ

今、知ってほしい「ひきこもり」

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香川県三豊市

令和4年11月の内閣府の調査で、15~64歳でひきこもり状態にある人は、推計146万人に上ることが分かりました。約50人に1人がひきこもり状態であり、誰にとっても身近な問題であると言えます。

■ひきこもりは誰にでも起こりえること
不登校、学校や職場でのいじめ、家族関係の不和、病気・障がいなど、さまざまなきっかけで誰もがひきこもりになる可能性があります。はっきりとした原因が分からない場合もあり、ひきこもることは本人のために必要な休養と捉えることもできます。
多くの人は、自分が楽をしたいから、働きたくないからひきこもりになるのではなく、「ひきこもらざるを得ない」状態になった人がほとんどです。社会に出られないことへの罪悪感や無力感に苦しめられ、自分を責めながら苦しい日々を過ごしている人もいます。

■回復するためには時間が必要
本人が心のエネルギーを回復し、ひきこもり状態から回復するためには時間が必要です。1人ひとりによって回復に必要な時間は異なります。
また、家族や身近な人々の対応を工夫することで、状況が少しずつ変化することもあります。
早めに専門機関に相談することで、ひきこもり状態の長期化を防ぐことができます。まずはお気軽にご相談ください。

■相談窓口
◇福祉課
保健師や社会福祉士が対応します。電話や訪問での相談も可能です。
【電話】73-3015
【電子メール】fukushi@city.mitoyo.lg.jp

◇県ひきこもり地域支援センター「アンダンテ」
【電話】087-804-5115
【電子メール】kokorosoudan@pref.kagawa.lg.jp
※受付時間:平日午前8時30分~午後5時15分

■こんな支援があります
◇さぬき若者サポートステーション個別相談会(要予約)
15~49歳までの人への就労支援を行っている「地域若者サポートステーション」の職員による相談会を毎月開催しています。就労経験がない人やひきこもり状態にある人も、自信を回復させて「働きだす力」を引き出し、職場定着するまで全面的に支援してくれる機関です。
家族のみの相談も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

相談日:毎月第3木曜日 午後1時30分~4時30分
申し込み:電話でお申し込みください。
福祉課【電話】73–3015
※予約多数の場合は、次回相談日までお待ちいただくことがあります。

◇さぬき若者サポートステーションスタッフの声
・今までのことを丁寧にお聴きし、あなたの心の中にある答えを一緒に探していきます。
(鷲見(すみ)さん)
・相談しながら自分らしく働ける場所・仲間に出会えるようにお手伝いさせていただきます。
(名古谷(なごたに)さん)

◇利用者の声
スタッフがとても優しく、ありのままの自分を認めてもらえるので、自己肯定感があがりました。
アルバイトを始めてからも、いつでも相談できるので、安心して仕事を続けられます。
(20代利用者)

■ひきこもり家族教室~マーガレットの会~
ひきこもり状態にある人の家族を対象に、年に3回ほど家族会を開催しています。同じ悩みを持つ家族との交流を通じて、ひきこもり状態にある本人との関わり方を一緒に考えてみませんか。

日時:7月21日(金) 午後1時30分~3時
場所:豊中町農村環境改善センター
内容:ひきこもり経験者からのメッセージ
講師:一般社団法人hito(ヒト).toco(トコ)代表理事 宮武将大

問合せ:福祉課
【電話】73–3015

■リトリートたくま
生きづらさを抱え、不登校や中退・ひきこもりの状態にあり、学校や職場などの地域社会から孤立している人やその家族へ、安心できる居場所を提供しています。

自分だけの時間に浸ることのできる居場所です!
(柾(まさき)さん)

開設日:毎週水曜日 午後1時~3時

問合せ:【電話】090–9455–9164
(月~土曜、午前9時~午後5時)

問合せ:福祉課
【電話】73–3015

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