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自治体の皆さまへ

地域包括支援センター「おたっしゃだより」vol.6(1)

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香川県三豊市

■認知症について正しく知ろう
認知症は誰もがなる可能性のある病気です。2025年には、高齢者の5人に1人が認知症になると言われている身近な病気ですが、認知症に対する誤解や偏見はまだまだ多いのではないでしょうか?認知症になると、苦手になる分野ができますが、全てができなくなるということではありません。認知症に関心を持ち、正しく理解しましょう。
認知症の人が自分らしく希望を持って暮らせるように、「認知症基本法」が6月14日に成立しました。市では、認知症に関する相談の受け付けや普及啓発事業、認知症の人やその家族を支える取り組みを実施しています。

◆認知症を知ろう!学ぼう!
▽認知症サポーター養成講座
認知症を正しく知り、自分のできる範囲で手助けできる人を地域で増やすための講座です。
どなたでも参加できます!現在、市内では約7‚500人のサポーターがいます。

※受講料は無料です。

▽図書館でのイベント
認知症の普及啓発活動の一環として、子ども向けの本や知識本、認知症の本人が執筆した随筆など、関連図書を展示しています。ぜひ足を運んでみてください。

期間・場所:
・9月14日(木)まで…豊中町図書館
・9月16日(土)~10月4日(水)…みとよ未来図書館

▽認知症啓発イベントinゆめタウン三豊
1階のパブリックスペースで、認知症啓発のポスター展示や催しを開催します。お買い物の合間に、ぜひお立ち寄りください。

◆西香川病院 認知症疾患医療センターより
認知症について正しく知ることは将来への備えになります。人生100年時代ともいわれ、多くの人が長生きできる今は、誰もが認知症になり得ます。認知症を「怖い、なりたくない」と遠ざけるのではなく、認知症になっても大丈夫と思えるよう、「認知症サポーター養成講座」や「オレンジかふぇ」に参加して、新しい認知症観を身に付けましょう。新しいことを学ぶことは、認知症になっても「自分は自分」と思える人生の獲得につながります。積極的にさまざまなところに参加してみてください。

◆参加して相談しよう!
▽オレンジかふぇ
認知症について学んだり、仲間と情報交換をしたり、医療や介護の専門職に相談ができる場所です。オレンジかふぇ運営者に話を聞きました。

Q.運営しようと思ったきっかけは?
地域で高齢者の見守り活動をする中で、認知症が気になる人もいて、みんなで集まれる場を作ることはできないかと考えていました。そんな時に、オレンジかふぇの話があり、ボランティア仲間で立ち上げました。

Q.かふぇでは、どのようなことをされていますか?
リハビリ専門職員などからのミニ講話や体操、創作活動などをしています。また、必ず行っている茶話会では、悩みごとの相談や昔の思い出話など、みんなで盛り上がっています。

Q.運営してよかったことは?
参加された人が「あなたが声をかけてくれて、かふぇに来てよかった」「アットホームな雰囲気で楽しかった」と言ってくれるのが何より嬉しいです。
茶話会で「もの忘れが多く、家で困っている」と話されていた人がいましたが、オレンジかふぇでは最後まで楽しそうに参加されて、笑顔で帰られました。
かふぇは、誰でも気軽に参加して、認知症について学び理解が深まる場所にできたらと思っています。

▽オレンジかふぇのお知らせ

料金:100~300円

「気軽に楽しく参加できました」

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