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自治体の皆さまへ

ダンスで世代を超えた交流を

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香川県三豊市

■地域おこし協力隊に 前納(まえの) 依里子(よりこ)さん
ダンスを通して地域スポーツの活性化に取り組む地域おこし協力隊として、9月17日(火)から新たに前納依里子さんが着任しました。
ミクスポ(市文化・スポーツ振興事業団)を拠点に、中学校部活動の地域移行に取り組むとともに、スポーツイベントやダンス教室などの開催により、地域コミュニティの活性化を図り、スポーツを通して地域が抱える教育、健康、まちづくりなどさまざまな課題の解決をめざします。
14歳からダンスを始め、コンテンポラリー(創作)ダンスの普及に力を入れていきたいと話す前納さんに、就任の経緯や今後の夢を聞きました。

◇瀬戸内国際芸術祭でアートと自然の共存に感銘を受け、移住を決意
2年前に、初めて瀬戸内国際芸術祭で香川県を訪れ、穏やかな海と島々に展開されているアートに心惹かれました。移住前は、ドイツのベルリンで約10年間暮らしており、そこではプロからアマチュアまでのダンサーや老若男女の市民と関わりながら、ダンスシアターと呼ばれる、ダンスと演劇が融合された舞台作りをしてきました。

◇ダンスを通して市民間のつながりを深めたい
まずは、年齢別で簡単なダンス教室から始め、最終的には、子どもから高齢者まで幅広い世代の市民と一緒に、1つの作品を作り上げて披露したいと話す前納さん。また、来年には、瀬戸内国際芸術祭が予定されていることから、それに合わせて何かワークショップをしたいと構想中です。
そして、ミクスポが取り組んでいる放課後改革の1つとして、ダンスを取り入れ、市内の子どもたちの選択肢を増やし、サポートしていきたいと話してくれました。
ダンスと現代アートを通して、たくさんの市民とつながり、一緒に三豊市を盛り上げてくれることが期待されます。

■Yoriko Maeno
お茶の水女子大学大学院で舞踊教育を学び、修士課程を修了。振付家やダンス教育者として、東京都やドイツ・ベルリンを拠点に活動。趣味は旅行で、特にアジア地域の異文化に惹かれる。

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■9/13
任命式が行われ、山下市長から「子どもたちに夢を持たせてあげてほしい」と激励の言葉が贈られました。

■9/20
人形浄瑠璃(じょうるり)の活動をしている讃岐源之丞(げんのじょう)(三野町)の稽古を家族で見学。
伝統を大事に守られている地域の皆さんと、現代アートをうまく融合できないか、今後の活動に取り入れていきたいそうです。

問い合わせ:ミクスポ(市文化・スポーツ振興事業団)
【電話】23-7080

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