少子化により市内の中学校の生徒数も減り、学校でのこれまでのような部活動の設置は難しくなっています。市では、そのような状況の中でも、子どもたちがスポーツや文化芸術活動に親しむことのできる環境を整えるため、「一般社団法人三豊市文化・スポーツ振興事業団(通称ミクスポ)」の設立や、「三豊市・学校組合立学校部活動及び地域移行に関する方針」を策定しました。
今年度から本格的に取り組みを始めた「放課後改革」プロジェクトの内容をご紹介します。これからの部活動・放課後のあり方をどうしていくのか、地域全体で考えていきましょう。
■部活動の設置状況
中学校の生徒総数は、令和5年度の1,680人から、令和15年度には1,245人となる予測となっています。
また、部活動が設置されていても、大会への最低出場人数が不足しているため、合同チーム編成を実施している部活動もあります。
(令和5年9月現在)
○:設置
空欄:未設置
※合同チーム編成(女子バレーボール…高瀬・詫間・和光、軟式野球:高瀬・和光、豊中・仁尾)
■子どもたちの選択肢を広げるために三豊市がめざす「学びのプラットフォーム」
子どもたちが「やりたい」ことをやれるよう、自由に選択できる環境づくりに取り組んでいます。
◇夢に向かって挑戦できる「学びのプラットフォーム」を形成する
Point(1)持続可能な活動環境の整備と、人材の確保および財源確保の仕組みづくりを進める
Point(2)休日に行う学校部活動から合同部活動・地域連携を導入し、地域クラブへの移行をめざす
Point(3)新規クラブのモデル創造を進める
※プラットフォーム…基盤となる環境のこと
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