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自治体の皆さまへ

令和6年度 施政方針と予算 多種多様な選択肢があるまちへ(2)

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香川県三豊市

◇みとよでカナエル~育ちと学び~
「教育」のほか、「保育、子育て」関連についての施策を進めます。
今年4月から「こども家庭センター」を市役所内に開設し、「子育て世代包括支援センター『なないろ』」と、「子ども家庭総合支援拠点」を一体化し、より多角的、包括的な支援体制を構築し、地域全体で子育て世帯を支援します。
未来そのものである子どもたちが自分で考え、行動し、視野を広げて歩んでいける環境と、できるだけ多くの選択肢を用意するのが大人の責任です。その一つとして新たに「※国際バカロレア教育」の導入に向けて取り組み、子どもたちが主体的に学習できる環境をめざします。
また、一般社団法人「三豊市文化・スポーツ振興事業団」を中心に、子どもたちがやりたいことをやれる放課後を創る「放課後改革」を進めます。

◇みとよでハジメル~創造と可能性~
デジタル技術を活用し、さまざまな挑戦や試みの機会を創出する施策に取り組みます。
地方では、人口減少・市場縮小の時代に突入し、これまで暮らしを支えてきたサービスが突然失われるという危機に直面しています。そのため、地域の「共助」によるサービスで暮らしを支え、※ウェル・ビーイングの向上をめざす「※ベーシックインフラ構想」に今後も取り組みます。
また、Mito Pay(ミトペイ)をより身近なデジタル地域通貨として活用いただき、域内消費の活性化と地域全体のデジタル※リテラシーの向上をめざします。

◇みとよでツナガル~集いとにぎわい~
「観光、移住・定住や地域コミュニティ組織」に関する施策に取り組みます。
「住み続けたいまち」として選んでもらうために、移住・定住促進のターゲットの明確化とターゲット層のニーズ調査を実施し、ユーザー目線に立った施策を展開し、戦略的な情報発信につなげます。
また、市外に出ずに大学での学びを可能にし、さらには市外から大学生世代の若者に足を運んでもらうため、設置認可申請中のオンライン大学、ZEN大学との連携を進めます。

■むすびに
この三豊の地で、皆さまの豊かで幸福度の高い暮らしが守られ、各々が輝き、住み続けられるまちとなる未来があると信じています。その基本となるのが、皆さまにとってどれだけの「選択肢」があるかだと私は考えます。災害が発生した際に「備え」としてどれだけ命を守るための「選択肢」があるか、豊かな暮らしを守るため、さらには学びによって自らの夢を叶え未来を創っていくため、そして新たな挑戦をしていくために、どれだけの選択肢があるかです。「選択肢」があるという事は、「自由」であること、我々が本来持っている誰にも侵されることのない「真の自由」です。これを念頭に今後も市政運営に全力で取り組みます。

※オーガニックビレッジ…有機農業の生産から消費まで一貫し、地域ぐるみの取り組みを進める市町村。
※カーボンニュートラル…温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させること。
※国際バカロレア教育…国際的な視野で行動するための能力やスキルを育む教育プロジェクト。
※ウェル・ビーイング…身体的・精神的・社会的に良好な状態にあること。幸福度。
※ベーシックインフラ…住民が安心して暮らせる、生活の土台となるサービス。
※リテラシー…適切に活用できる基礎能力。

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