市内図書館が、皆さんにおすすめしたい本を紹介します。
■今月の図書館
仁尾町図書館
【電話】56–9565
◇『旅行鞄(かばん)のガラクタ』
著者名:伊集院 静
出版社:小学館
本書は、航空会社の機内誌に連載されていた、旅情あふれるエッセイ集です。旅慣れた著者は、「旅は手ぶらで行く」ことが基本で、土産物を買う習慣はなかったといいます。
ある時、家族に加わった2匹の犬のために、小さなぬいぐるみを手土産にしたところ、犬たちは大喜び。それがきっかけで、旅の思い出の品を持ち帰るようになったそうです。
漁師の人形や石のサイコロ、押し花など国内外34カ所から持ち帰った品々と旅の話が、ユーモアを交えながら、紹介されています。
写真も多く添えられていて、世界中を旅する気分で楽しめます。ぜひ読んでみてください。
◇『おすしが あるひ たびにでた』
作:田中 達也
出版社:白泉社
ある日、マグロのおすしが旅に出ます。めざすのは実家がある「おすシティ」。
この旅の道中、いろいろな場所に立ち寄ります。野菜の森では登山に挑戦したり、雪山ではマグロを板にして滑ったりと、さまざまな体験をしながら家族に会いに行きます。
本書は、ミニチュア写真家、見立て作家である田中達也さんが制作された本で、「おすしが ふくを かいにきた」の第2弾になります。
身近な物に見立てて作られたさまざまな場面は、大人も子どもも楽しめます。
また、前作同様、犬を探す男性のサイドストーリーもありますので、じっくり見て楽しんでください。
■図書館ニュース
◇一人ひとりが自分らしく輝くために男女共同参画展inみとよ未来図書館
みとよ未来図書館と人権課が連携し、男女共同参画展を開催します。
性別に関わりなく、誰もがその個性と能力を発揮できる『男女共同参画社会』の実現には、市民一人ひとりの取り組みが必要です。
この機会に、私たちの周りのパートナーシップについて考えてみませんか?
期間:5月28日(火)~6月11日(火)午前9時30分~午後6時
場所:みとよ未来図書館
問合せ:みとよ未来図書館
【電話】72-5631
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