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自治体の皆さまへ

じんけん探訪(109)

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香川県三豊市

■誰もが安心して暮らせる豊かな共生社会の実現のために
障害者差別解消法の施行により、障がいのある人に対する理解は、次第に深まってきているものの、今もなお、社会的な障壁があり、障がいのある人は暮らしにくさを感じています。
その社会的な障壁(バリア)には、点字ブロックの上にある自転車のように、利用する人に不便さを感じさせるなどの「物理的なバリア」や、社会のルールや制度によって力を出す機会を奪われるなどの「制度的なバリア」、心ない言葉や偏見、差別、無関心、受け入れないなどの「意識上のバリア」などが指摘されています。
こうした障壁を取り除くには、バリアを感じている人の身になって考え、行動を起こす「心のバリアフリー」が大切です。一昨年、新聞に「児童が失明男性のバス通勤 支えた10年」の記事が掲載されていました。「児童は毎日、バスの乗降の際に視覚障がいのある人を誘導し、その役割はリレーのように数多くの在校生に受け継がれてきた」という内容です。この児童のように自分にできる柔軟な優しい対応が大切です。
一人ひとりの優しさで、社会的障壁(バリア)を取り除き、誰もが安心して暮らせる豊かな共生社会を構築していきましょう。

問合せ:学校教育課
【電話】73・3131

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