■冬こそ、特定保健指導を利用しましょう!
寒い冬は、室内で過ごす時間が多くなり、ついつい「食」の誘惑が増えて、内臓脂肪が増えやすくなります。過剰に増えた内臓脂肪から出る悪玉ホルモンは、血管の動脈硬化を進行させ、放っておくと糖尿病や高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病を発症する危険性を高めます。生活習慣病は、発症しても自覚症状がありません。おなか周りが気になったら、生活習慣を見直すタイミングです。
◇特定保健指導の案内が届いたら
特定健診の結果で生活習慣病のリスクが高い人には、特定保健指導の案内を送付しています。特定保健指導は、医師・保健師・管理栄養士などの専門職と一緒に、健診結果と生活習慣を振り返り、自分のライフスタイルに合った目標を、約3カ月間実践してみるという短期集中プログラムです。
市が実施する特定保健指導を受けた人の半数以上が、次年度には体重が減少していました。内臓脂肪が減って体重が減ると、腹囲も減り、健診結果の数値も改善します。
自分のため、家族のために、できるだけ長く元気で過ごせるように、特定保健指導をきっかけに、何気ない毎日の生活習慣を少し意識してみましょう。
特定保健指導の案内通知が届いたら、ぜひお申し込みください。
R4年度特定保健指導参加者 体重の変化
(単位:%)
申込み・問合せ:健康課
【電話】73-3014
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