■家族で話そう もしものときの「人生会議」 人生の終わりまで、あなたはどのように過ごしたいですか?
◆「人生会議」とは?
もしものときのために、あなたが望む医療やケアを前もって家族などの身近な人や医療・介護の関係者と繰り返し話し合い、共有する取り組みのことです。
命の危機が迫った状態になると、約70%の人が医療やケアについて自分で決めたり、希望を伝えたりすることができなくなるといわれています。自分が大切にしたいことや、どこでどのような医療やケアを望むか、どのように人生を終わらせたいかを前もって考え、周囲の信頼する人たちと話し合いましょう。
◆話し合いの進め方
▽大切にしていることは何ですか?
最期まで自分らしく生きるうえで、身近な人に「大切にしたいこと」や「こうして欲しいこと」から話してみましょう。
例えば、「家族、友人のそばにいたい」、「できる限りの医療を受けたい」、「家族に負担をかけたくない」、「少しでも長生きしたい」、「終末期の痛みや苦しみを軽減してもらいたい」などの希望を伝えましょう。
▽信頼できる人は誰ですか?
自分で考えや気持ちを伝えられなくなった時、あなたの価値観や考え方を大切にして、医療・介護の関係者と話し合ってくれるのは誰かを考えてみましょう。そして、話し合いをすることで、自分の思いや考えを知ってもらいましょう。
◆エンディングノートを使ってみませんか
▽エンディングノートで思いを伝える
エンディングノートとは、最期まで自分らしく暮らすための大切な人へのメッセージ記録です。市内在住の皆さんに無料で配布しています。
▽おたっしゃ出前講座「エンディングノートの書き方講座」を受けてみよう
希望する団体(高齢者大学や地域のサロンなど)を対象に、講座を実施しています。
〔講座参加者の声〕
・今まで全く考えたことがなかったので、考えるきっかけとなりました。
・最近夫を亡くしましたが、大切なことをノートに残しておいてくれて助かりました。
・ノートに何を残しておくべきかを知ることができて良かったです。
■1月のご案内
◇家族介護教室〔要予約〕
日時:1月27日(月)午後2時~4時
場所:西香川病院
内容:認知症の人を介護している、家族の話を聞こう
申込み・問合せ:西香川病院
【電話】72-5121
◇もの忘れ相談会
日時:1月27日(月)午後2時~3時
場所:危機管理センター
内容:もの忘れ外来の相談員による個別相談
対象:本人または家族
※希望する人は、当日会場にお越しください。
※希望者多数の場合は、お待ちいただくことがあります。
◇高齢者あんしん相談
認知症や介護に関すること、成年後見制度や高齢者虐待などの相談
◇脳きらり教室
認知症予防の教室
内容:
(1)元気なうちから考える「もしもの時」
(2)お薬について知ろう
◇みとよ元気運動塾
転倒予防のための運動教室
※山本会場は、1月から保健センターに変更となります。
■オレンジかふぇのお知らせ
認知症が気になる人、認知症の人とその家族、医療・福祉の専門職など、誰もが気軽に集える場所です。
料金:100~300円
問合せ:
・地域包括支援センター【電話】73‒3021
・南部高齢者サポート【電話】67‒3788
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