■知ってる? OSAS治療のためのマウスピース
丸亀市歯科医師会
閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)という疾患をご存知でしょうか。OSASは、平成15年に起きた新幹線での居眠り運転が問題として取り上げられ、翌年に検査や治療が保険適用となりました。OSASは舌や下顎が睡眠中に気道を塞ぐため、脳卒中や狭心症、心筋梗塞などの重篤な合併症を引き起こす危険性があります。
この症候群は、睡眠時無呼吸専門外来で睡眠ポリグラフ検査(PSG検査)を行い、OSASと診断されると治療に保険が適用されます。その中でも軽度であれば、スリープスプリント(マウスピース)で症状が改善する場合もあります。医師の指示があれば、マウスピースを歯科医院で作製できます。
歯科から専門機関に紹介もできますので、心配な人は一度かかりつけ歯科医にご相談ください。
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