市長だより vol.27

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■実りの秋
市長　松永　恭二

皆さんは「秋」と聞いて何を思い浮かべますか?「スポーツ」、「読書」、「芸術」といった、いろいろな「秋」がありますが、私はすぐに「実り(食欲)の秋」を思い浮かべました。梨や柿といった果物や、何といっても日本人には欠かせないお米の収穫時期です。今年も市内の田んぼでは、たくさんのお米が収穫されました。早い時期に収穫されたものは、もう食卓に並んでいますが、今後、新米がどんどんと店頭に並ぶ姿を想像すると、とてもワクワクします。
その一方で、社会に目を向けますと、燃油価格の高騰や食料品の値上げといった家計に直接影響がある物価高騰は依然として続いており、特に育ち盛り、食べ盛りの子どもを育てている家庭の負担は、非常に大きなものと感じているところです。
そこで、本市では物価高騰の影響を大きく受ける子育て世帯を支援するとともに、農家の皆さんが丹精を込めて作られた「市内産おいでまい」のPRとなるよう、22歳以下の市民に一人あたり5kgの「おいでまい」を支給いたします。この機会に地元でとれたお米をぜひご賞味ください。そして、お米の消費拡大にもつながりますことを願っています。