■丸亀城南西部石垣の基礎構造(1)
調査により確認できた石垣の基礎構造は、標高19m、左右に残る三の丸石垣からの延長線がちょうど交わる位置で見つかり、上から見ると「V」のように石材が並びます。これらの石材の下は地山(山の地盤)となるため、根石(石垣の最下段の石材)であると判断できました。つまり、この部分の根石だけが崩落による影響を免れ、奇跡的に残っていたといえます。これにより三の丸石垣は、標高19mから築かれた高さ31mの石垣であることが明らかとなりました。
◇石垣の基礎構造
※詳細は本紙12ページまたはPDF版をご覧ください。
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