市長だより vol.24

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■DXの活用による便利、快適な市役所へ
市長　松永　恭二

皆さん、最近、DX(ディーエックス)という言葉をよく耳にしませんか?
DXはデジタルトランスフォーメーションの略で、デジタル技術を活用して社会制度などを変革し、効率化や便利さを追求する取り組みです。
本市はこれまで、申請手続きの押印見直しや、窓口手数料を含むキャッシュレス決済導入など、市民サービスの向上と業務改善につながるシステム構築を進めてきました。最近では、「AI(AIの中でも特にAI-OCR(オーシーアール))・RPA(アールピーエー)の利用推進」と「行政手続きのオンライン化」に重点的に取り組んでいます。
AI-OCRは、人の書いた書類を読み取り、デジタルデータとして取り込む技術です。一方、RPAは、人がパソコン上で日常的に行っているデータ入力作業などをコンピュータが自動的に行う技術で、これまで幼保運営課の保育所入所申し込み業務や、税務課の固定資産評価替入力業務など、計15業務にAI・RPAを導入し、大幅な作業時間短縮につなげてきました。また、行政手続きのオンライン化は、ご自身のスマートフォンやパソコンを活用して、証明書などのオンライン発行申請が行えるようにするものです。
市役所窓口での申請書記入や順番待ちに煩わしさを感じる人もいらっしゃると思いますが、引き続き、庁内DX化を進め、申請書発行の事前予約や、窓口での申請記入作業の省力化など、スムーズな窓口対応につながり「便利になった」と実感していただけるような市役所を目指してまいります。