市長だより vol.29

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■「七尾市に思いを馳せて」
新年早々、能登半島を襲った大地震は、最大震度7の非常に強い揺れと津波を伴って、多くの尊い人命や大切な財産を奪いました。
被災された方々には、心よりお見舞いを申し上げるとともに、一刻も早く日常を取り戻せるよう、今後、復興に向けた支援に全力を注ぐ決意です。
とりわけ、七尾市とは、今年が親善都市交流50周年にあたり、これまで以上に交流を深める機会を温めていたところでした。私自身も昨年夏にご招待いただき、「石崎奉燈祭(いしざきほうとうまつり)」の熱気や七尾の人たちの温かさに触れていただけに、半年も経たないうちに、懐かしい風景が一変した様を目の当たりにし、本当に悲しく、心が痛みました。
本市としては、再び、お互いが笑顔で交流できる日まで、できる限りの支援を率先して行う方針を決定し、1月5日にはリエゾン(現地情報連絡員)職員を派遣しました。今後も、密に連絡を取りながら、必要な人的支援、物的支援に取り組み、復興への道のりを支えてまいります。市民の皆さまにおかれましても、被災地に寄り添った支援にご理解、ご協力をお願いいたします。

市長　松永　恭二