■市長 松永 恭二
明けましておめでとうございます。
市民の皆様には、健やかに新年をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
昨年は元日に能登半島地震が発生し、本市の親善都市である七尾市を含む能登半島が甚大な被害を受けました。また、8月には南海トラフ地震臨時情報が国内で初めて発令され、幸いにも大規模な地震の発生はなかったものの、自助・共助・公助による日頃からの備えの重要性を痛感するとともに、改めて身の引き締まる思いがいたしました。
一方、5月に開催した丸亀お城まつりは過去最高の人出で賑わうなど、コロナ禍を経て、市内各所で活気が戻ってきたことを感じた1年でもありました。
全国的にみられる少子高齢化、不安定な社会情勢や物価高騰など、本市を取り巻く環境は依然として厳しい状況ですが、「まちづくりは人づくり」であるという信念のもと「人づくり石垣プロジェクト」と称し、教育分野を中心に、産業、文化などにおいて、「元気なまち」をしっかりと実感できるための取り組みを進めています。
今年は巳年です。脱皮をする蛇は「復活と再生」を意味し、新しいことが始まる年ともいわれています。本市は、今年3月に市制施行20周年を迎えます。この記念すべき節目の年に、市民の皆様とともに新たな一歩を踏み出し、さらなる飛躍の年となりますよう取り組んでまいります。
本年が市民の皆様にとりまして、希望に満ちた輝かしい1年となりますことを心から祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。
■市議会議長 福部 正人
明けましておめでとうございます。
市民の皆様には、希望に満ちた新春を健やかにお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
昨年は、1月に発生した能登半島地震に続き、南海トラフ地震に関する初の臨時情報が発表されるなど、全国各地で地震が多発しました。地震被害から身を守るため、常日頃からの備えが重要であると改めて感じさせられました。
さて、本年の市政においては、3月22日に市制施行20周年を迎えます。記念すべき節目を迎えるにあたり、数々の記念事業が予定される一方で、物価高騰対策や防災・減災対策、子どもを取り巻く環境の充実など、様々な課題がありますが、市当局と協力して全力で取り組んでまいります。
また、議会では公正性、透明性を確保するとともに、市民の皆様からの声を何よりも大切にし、分かりやすく開かれた議会運営に努めております。議会報告会を開催し、皆様からいただきました貴重なご意見や、議員研修を通じて得た学びや思いを政策提言として市政に届け、課題の解決につなげてまいりますので、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。
今年一年、災害のない年になるとともに、市民の皆様のご活躍とご多幸を心から祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。
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