■大迫力の大型クレーン
石垣復旧工事現場では、様々な重機が仕事をしていますが、その中でもひときわ大きく目立つものといえば、大型クレーンではないでしょうか?この大型クレーンは石垣復旧工事に欠かせない重機の一つで、崩落した石材や土砂の運搬はもちろんのこと、小型のバックホーも吊(つ)り上げます。現在は石垣積上げ工事で、積み上げる石材や土の運搬を行っています。
年末年始に点検のため大型クレーンが、石垣復旧工事現場内で横になる場面があり、近づいてみると想像以上に大迫力でした。普段は高く立った状態で作業をしているので気づきませんでしたが、使われている部品は大きく、ブームと呼ばれる赤色と白色の首のような部分も太く、やはり重量のある石材や土を運搬するには、これだけの大きさのものが必要になるのだなと改めて実感しました。
現代のような重機がなかった時代に、これだけの石材や土を運搬し、石垣を積み上げた人たちの大変な苦労が想像されます。
問い合わせ:文化財保存活用課丸亀城管理室
【電話】23-2107
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