令和5年度 土庄町予算総額134億8,288万円(1)

9／46

■一般会計　92億7,500万円
本年度の一般会計予算は、総額92億7,500万円で、前年度に比べて4,700万円、率にして0.5%の増となりました。
厳しい財政状況の中、施策の重点化および効率化を進め、現在策定中の第7次土庄町総合計画の実現に向け、予算を編成しました。
3月議会定例会で可決、成立しましたので、そのあらましをお知らせします。

■今年度はこんな事業をします
(1)地域資源と人とで築く、産業振興とにぎわいのまちづくり
・地域おこし協力隊による新たな魅力発信…4,440万円
地域おこし協力隊と連携し、各種分野における新たな魅力を掘り起こし、情報発信することで地域を盛り上げます。
・地域資源を活用した観光振興…2,916万円
日本遺産である「石の文化」や人気アニメ「からかい上手の高木さん」を活用した魅力づくりを行います。
・Uターン等への積極的支援…2,400万円
若者や子育て世代のUターン及び定住を促進するため、住宅の新築、購入、リフォームを支援します。
・新たな地域経済の創出…1,975万円
小豆郡地域雇用創造協議会との連携やとのたる館の活用により、魅力ある働く場所や人材の確保を図ります。

(2)福祉・医療が充実し、互いを認め合うまちづくり
・医療提供体制の確保…2億9,522万円
関係機関等と連携し、地域医療の中核である小豆島中央病院を支援するとともに、不足する医療人材等の確保を行います。
・子育て支援の充実…3,982万円
子ども医療費や不妊等治療費の拡充に加え、第1子よりエンゼル祝金や出産・子育て応援交付金を支給します。また、18歳までの子どもを対象にインフルエンザワクチン接種費を助成します。
・健康づくりの推進…2,644万円
生活習慣病の予防や疾病の早期発見及び早期治療のため各種健康診査やがん検診等の実施により、健康維持を支援します。
・災害時等における地域安全の推進…635万円
大規模災害時等の発生時において、自主避難できない高齢者等の情報把握に努めるため、デジタル化を図ります。

(3)自然と調和し、安全・安心に暮らせるまちづくり
・防災・減災対策の推進…3億9,522万円
大雨や浸水等による自然災害を未然に防ぐため、旧土庄高校跡地の造成工事やポンプ場等の整備を行います。
・離島架橋による社会基盤の整備…2億1,500万円
沖之島へ架橋することにより地場産業の活性化、医療体制等の確保及び地域間交流の促進を図ります。
・一般廃棄物処理施設の整備…1億1,848万円
小豆地区広域行政事務組合にてごみの中間処理施設を整備し、減量化やリサイクルの強化を図ります。また、し尿処理施設である御影浄苑の長寿命化を図ります。
・公共交通の確保維持…9,496万円
日常生活に不可欠である路線バスや離島航路等の運行及び維持を支援します。

(4)豊かな心と体を育み、歴史と文化を大切にするまちづくり
・生涯スポーツ施設の充実…2,117万円
さまざまな世代の生涯学習スポーツ活動を推進するため、土庄第二体育館や渕崎第二グラウンドを整備します。
・修学機会の確保…1,968万円
教育環境の充実として、奨学金制度を一本化するとともに返還を支援します。
・安心安全な教育・保育環境の整備…781万円
老朽化した大鐸こども園の園舎を建替え、子どもたちが安心して過ごせる環境整備に着手します。
・地域文化の継承と振興…336万円
歴史的及び地理的財産である文化財を保存・活用し、次世代へ継承するとともに郷土愛を醸成します。

(5)共に創る、持続可能なまちづくり
・ふるさと納税制度による地域活性化…6億2,567万円
ふるさと納税制度を通して、地場産品のPR等による地域活性化を図るとともに、寄付金による自主財源の確保を行います。
・マイナンバーカードの普及促進…652万円
マイナンバーカードの取得を推進するとともに、デジタル化による利便性向上や行政運営の効率化を図ります。