●高知市土佐山[嫁石の梅林]
園主が心を込めて手入れした春の訪れを告げる紅白の花々
1000本以上もの紅白の梅が咲き誇る、高知市土佐山地域の嫁石の梅林。例年2月中旬から3月上旬に見頃を迎え、その時期にあわせて梅まつりも開催されています。嫁石の梅林は、かつては稲作が行われていた土地でしたが、日当たり・水はけが良いことに加え、鏡川源流域からの澄んだ水が梅の生育に良い影響を与えてくれることから、園主の森さんがおよそ35年前から整備しているのだとか。白加賀、南高、花梅、鴬宿、けさきという5種類の梅の花を楽しむことができます。森さんは、「梅も私達も年齢が上がっていきますが、毎年きれいな花が咲くことを願い、梅の木と話をしながら頑張っています」とのこと。今年も見ごろが待ち遠しいですね。
●鴬宿(おうしゅく)
(見ごろ…2月中旬〜3月上旬まで)
●咲いているスポットはここ!
梅の香り漂う
恋愛のパワースポット?!
嫁石地区には、かつて嫁入り道中に花嫁が腰をかけて休んだとされる岩があり、そこに腰かけると恋愛が成就するとされるパワースポットにもなっているようです。園内は歩道も整備されていますので、ゆっくり観賞できます。春の訪れを感じに、嫁石の梅林へ足を運んでみては。
参考:「日本の野生植物」(平凡社)
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