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濵田省司の一筆啓上

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高知県

若い外国人材を呼び込み 高知をもっと元気で豊かに
令和6年(2024年)はお正月休み明け早々から海外出張でスタートする年となりました。1月4日にはベトナム入りし、南部ラムドン省ダラット市で省政府人民委員会の幹部と懇談。同6日にはインドに飛んで南部タミル・ナド州チェンナイ市で州政府の工業大臣とお会いする機会を得ました。
現在、高知県内ではコロナ禍からの経済回復に伴って、あらゆる業種で人手不足が顕著となっており、外国人材の活躍に期待する声も各方面で多く聞かれます。今回の訪問では、両国出身の多くの若者が高知県内で安心して働いてもらえるように、現地での日本語教育の充実などを含めて両国からの安定的な送り出し体制の構築を働きかけることが目的の一つでした。
ベトナムのダラット短期大学では新たに設立が計画されている日本語教育センターの予定地を視察し、インドのタミル・ナド州の政府関係機関とは人材交流を含む経済連携の強化に向けた覚書を締結しました。
私自身、今回の訪問で街を歩いて実感したのは、両国の「若さ」です。国全体の平均年齢が30歳前後で我が国よりもはるかに若く、街を行き交う人々の姿もエネルギッシュです。一方で、高知県内では高齢化と人口減少の進行で活力の低下に悩んでいる地域も少なくありません。両国の若い力もお借りして、高知をもっと元気で豊かにしたい。改めてその思いを強くした海外出張でした。

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