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第5期「日本一の健康長寿県構想」(1)

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高知県

県では、平成22年2月に「日本一の健康長寿県構想」を策定し、保健・医療・福祉の各分野の課題解決に真正面から取り組んできました。
令和6年度からの第5期構想では、「働きざかり世代をターゲットにした対策の強化」「中山間地域を含めた医療・福祉・介護サービスの基盤強化」「出会いや結婚支援、子ども・子育て施策の充実・強化」「高知型地域共生社会の取り組みの推進」をポイントとして対策の強化を図ります。
主な取り組みを紹介します!

●柱I 健康寿命の延伸に向けた意識醸成と行動変容の促進
目標
健康寿命の延伸(R元→R9)
男性:71.63年→73.52年(1.89年以上の延伸)
女性:76.32年→77.11年(0.79年以上の延伸)

▽全国平均より高い壮年期男性の死亡率を改善します!

【生活習慣病予防に向けたポピュレーションアプローチ※の強化】
※多くの人が少しずつリスクを軽減することで、集団全体をよい方向にシフトさせること

・高知家健康パスポートアプリを活用した職場向けのイベントの実施などにより、働きざかり世代の健康づくりを強化します。
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本紙を参照ください

・減塩や運動などの5つの分野の効果的な普及啓発の実施や、量販店などとのコラボ企画を充実します。
減塩:1日の塩分摂取マイナス1g たったこれだけ!
野菜摂取:野菜、もう一皿(70g) たったこれだけ!
運動:あと15分(1,500歩)歩こう 5分×3回でもOK!
節酒:週2回休肝日 たったこれだけ!
禁煙:始めよう まずは禁煙外来へ!

【血管病※の重症化予防対策を強化】
※糖尿病、高血圧、動脈硬化などにより引き起こされる一連の疾患(心筋梗塞・脳卒中等)
・これまでの取り組みにより、中等症から重度の糖尿病性腎症患者の透析導入時期を5年程度遅らせる可能性が見えてきたことを踏まえ、糖尿病性腎症透析予防強化プログラムのさらなる普及に取り組みます。

【フレイル※予防の推進】
※加齢により心身が虚弱になる状態
・フレイルチェックアプリの活用促進により、要介護状態の原因となるフレイル予防の仕組みづくりを推進します。

かんたん!高知家フレイルチェッカー
フレイルチェックはこちらから
(【HP】https://frail-check.pref.kochi.lg.jp/index.html)

●柱II 地域で支え合う医療・福祉・介護サービス提供体制の確立とネットワークの強化
目標
要介護3以上の方の在宅率(グループホームなど居住系サービス含む)
(R4→R9)43%→50% ※長期療養や介護が必要となった場合に希望する療養場所の割合(R3県民世論調査結果)を参考に50%と設定

▽中山間地域を含め、在宅での生活を希望される方へ必要なサービスを届けます!

【オンライン診療の推進】
どの市町村においても在宅医療やオンライン診療を選択できる環境を整備します。
・ヘルスケアモビリティ(医療・通信機器を搭載した車両)、パソコン、タブレットの購入費用を補助します。
・デジタルヘルスコーディネーター(医療DXを推進する専門人材)を配置し、医療機関へのオンライン診療の導入を支援します。

【新たな中山間地域介護サービスモデル「高知方式」の試行】
・本県独自の「あったかふれあいセンター」に介護福祉士などを配置し、要介護1、2の高齢者を受け入れます。
・人材の確保が特に厳しい訪問介護サービスについて、事業者間の相互応援により、市街地の事業所から中山間地域の利用者へサービスを提供します。

【医療・福祉・介護人材の確保】
医療分野
医療提供体制の維持および向上に必要とされる医療従事者の確保に取り組みます。

医師
・奨学金制度による育成
・勤務環境改善への支援

歯科医師
・有識者講演会の開催による気運の醸成
・地域の歯科医療提供体制の確保策の検討

薬剤師
・奨学金返還支援を行う病院に対する支援
・中高生への薬学部進学セミナーの開催

看護職員
・奨学金制度による育成
・就職フェアなどによる県内就職の促進

福祉・介護分野
ワンストップ型の総合相談窓口の設置やノーリフティングケアの推進などにより、介護現場の生産性を向上します。

問い合わせ:
県庁保健政策課【電話】088-823-9683
県庁地域福祉政策課 地域共生社会室【電話】088-823-9840

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