こんにちは! 保健師です

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■がん検診は最後まで!
～受けて終わりにしていませんか?～

10月に入り、仁淀川町の今年最後の総合健診の日が近づいてきました。がん(悪性新生物)は日本人の死因第1位であり、がんによる死亡を減らすためには「早期発見・早期治療」が重要とされています。そして10月は「がん検診受診率50%達成に向けた集中キャンペーン月間」です。仁淀川町のがん検診受診率は県内では高い方ですが、それでも肺がん・胃がん・大腸がん・乳がん・子宮頸(けい)がん、前立腺がんのいずれの検診も受診率は30%を下回っています。

○精密検査は受けましたか?
年に1回、がん検診を受診することはとても大切です。しかし、結果をそのままにしていませんか?
検診結果が「要精密検査」と診断された方には、専門医への受診をお願いするお知らせと医療機関宛の「精密検査依頼書」をセットにし、郵送や手渡しでお届けしています。
しかし、毎年、精密検査を受診されないままの方がいる状況になっています。

○一部のがん検診が医療機関にて無料で受けられます!
令和3年度から個別がん検診(胃内視鏡検診、子宮頸がん検診、乳がん検診)を実施しています。がん検診をまだ受けていない、総合健診の日程が合わない、検診バスへの乗り降りが難しい方などは、この機会にぜひお申し込みください。詳しい内容につきましては、全戸配布のチラシをご覧ください。

○がん以外の病気だったから…
未受診の方にお話を聞くと、「病院に行く時間がない」という理由のほかに、すでに良性疾患などがあるために、「毎年精密検査となってしまう」「いつもの結果と同じ」と、精密検査のお知らせをそのままにしている方が多くいます。
がん検診の役割は「早期発見・早期治療につなげること」です。精密検査で早期発見されれば、治療の選択肢が増え、治る可能性が高くなります。受診を延期してしまう場合や、良性疾患などで毎年お知らせが来る方は、精密検査の大切さについて、今一度ご理解をお願いいたします。また、良性疾患などによって精密検査のお知らせが毎年来るという場合は、費用はかかりますが、医療機関でがん検診について相談してみてはどうでしょうか。

問い合わせ：仁淀川町役場健康福祉課
【電話】35-0888