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教育委員会だより

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高知県仁淀川町

【わが町の教育を考える〔その(1)〕】
◆はじめに
世の中がどのように移り変わっても、未来を担う子どもたちの教育は重要で、その果たすべき役割はますます大きくなっています。
全国的に少子化が進む中、本町においても児童生徒の減少に伴い、小中学校の小規模化が進行しており、児童生徒の社会性を育む上での教育環境や学校運営など、さまざまな面においての影響が生じつつあります。また、施設の老朽化が進み、年々、維持管理費が増加しています。
このような状況の中、本町では、今後を見通し、教育の活性化のための実効ある施策を打ち出していくことが求められてきています。いま、近所の子どもたちの数も減り、学校の現在の様子が地区の方に伝わりにくいことから、まずは、町内の小中学校の現状はどうか、そこからどんな課題が浮かび上がっているのかなどをお知らせする目的で、今月号からシリーズで載せていくこととしました。
町の将来に関わることですので、その都度ご意見などをお寄せいただければ幸いです。

○小中学校児童生徒数(令和5年8月現在)

◆町内小中学校の現状
本町では少子化により児童生徒数の減少が進み、小学校の児童数は平成17年(合併当初)時点で287人でしたが、令和5年8月現在で134人と約50%の減少となっています。中学校の生徒数は同様に167人でしたが、68人と約60%の減少となっています。児童数の減少により、別府小学校では2年生と3年生、4年生と5年生が複式学級となっています。長者小学校では、2年生と3年生、5年生と6年生が複式学級となっています。
なお、教職員の配置数は、学級数に基づくこととなっており、町内の小中学校に勤務する教職員は現在53人です。そのため、養護教諭は町全体で3人の勤務となっており、一部の学校で兼務対応せざるをえない状態となっています。

※複式学級とは
2つの学年で構成される学級のことです。異なる学年が同じ教室で授業を受けるため、一般的に、一方の学年が先生から直接指導を受けている間、もう一方の学年は間接指導(児童生徒が、先生の指示に従い、学習支援員のサポートを受け学習を進める)をすることになります。

問い合わせ:仁淀川町教育委員会
【電話】35-0019

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